メキシコの祭日「死者の日」の骸骨メイク

ハロウィンの次の日からの11月1日と2日はメキシコの祭日である「死者の日」です。

死者の日は日本で言うところのお盆のような日。家族が集まり故人を偲ぶ日です。

ただし、さすがメキシコ。

日本のように静かに故人を偲ぶのではなく、この日は仮装をしながらパーティーをして死者とともに笑って楽しく過ごす日なのです。

その昔からメキシコでは祖先のガイコツ(骸骨)を身の回りに置いておくという風習があったようで、昨今の死者の日にはガイコツのメイクやフェイスペイントを楽しんだり、ガイコツの置物を飾ったり、日本では敬遠されがちなガイコツを楽しくデフォルメしてメキシコ人の大事なイベントとして浸透しています。

この時期になるとハロウィングッズとともに死者の日グッズも多く店頭に並びます。

スーパーマーケットのウォルマートにももちろん陳列されます。

日本だったら子供が泣いてしまいそうなグッズですが、メキシコの子供たちは皆楽しんでいます。


また、死者の日は各地でイベントも開かれています。

これは1年前のグアダラハラでの一コマです。

一帯の道路が歩行者天国になり、さまざまな催し物をしていたのですが、これはその道路にクレヨンで絵を描いているアーティストの様子です。

そして、書かれているこの女性のメイクこそがガイコツメイク。

カトリーナメイクやスカルメイクともいい、この日は子供たちも大人たちもみなこのメイクをして街を歩きます。歩行者天国の道路沿いにはこのメイクをしてくれる出店が多数でており、みな青空の元メイクをするんです。結構リアルですので、初めて見る人はちょっとこわいかも。


メキシコ駐在員のみなさま、これからメキシコの観光を考えているみなさま、死者の日はメキシコならではの文化を体験することができるので観光にもおすすめです。

是非楽しんでください。


それでは良いメキシコ生活を!!