みんな大好きセール期間!メキシコのBuen Finとは?
日本人もメキシコ人も安く買えるセール期間は大好きです。
メキシコでも年に何度かのセール期間があるようなのですが、もっとも有名なセール期間の一つが「Buen Fin」。
そんなメキシコの一大イベント、コロナ禍の中の2020年Buen Finの様子をお伝えします!
Buen Finのセール期間は?
例年であれば11月中旬の週末、金曜日から月曜日の4日間がBuen Finの期間となりますが、今年はコロナの影響もあり11月9日月曜日から始まり11月20金曜日のおおよそ2週間がBuen Finの期間となります。
誰がこの期間を決めているの?と疑問に思い調べてみたら、どうやらメキシコ銀行協会がこの期間を決めているようです。経済活性化のためのキャンペーンとして毎年実施されているようです。
ブラックフライデー(Black Friday)とは違うの?
ブラックフライデーはアメリカから来たセール文化で毎年11月第4木曜日の翌日金曜日です。
今年は11月27日金曜日がブラックフライデーなので、Buen Finとは異なるセールとなります。
ただし、多くのメキシコ人はBuen Finとブラックフライデーは同じ期間の同じようなセールと思っていますし、店舗やAmazonなどでも2つのセールを合わせた商戦として扱っているようなところが多いみたいです。
例年のBuen Finの様子
2019年のBuen Finの時に街に出かけた時の様子、つまりコロナ禍前の状況です。
画像は2020年11月17日の日曜日。去年のコロナ禍前ですからもちろん皆マスクしてませんね。
多くの人が店舗前に並び、行列の最終者が見えないくらい。
コロナ禍のBuen Finの店舗の様子
2020年はコロナ対策で、Buen Finの期間を延長することで人出の集中をできるだけ防ごうとしたようなのですが、どのような状況になっているでしょうか。
今年はグアナフアト州レオンのショッピングモールに11月14日の土曜日に行ってきましたのでその様子をお伝えいたします。
メキシコ全土に展開しているリベルプールが入るショッピングモールで、レオンでも一番と言っていいほど大きなショッピングモールです。
駐車場ゲート前にも渋滞が起きていて、ゲートで駐車券をもらい入るのに5分ほどですがかかりました。
そして、メキシコでは当たり前になっている、モールに入る前の検温とアルコールジェルでの消毒。
係員が全員の検査を実施していますので、モールに入る前も1分ほどの時間が必要でした。
やっとのことでモールに到着。
モール内の人出は?、、、、例年のようなあふれるほどの人はいない印象です。
コロナ禍前でいうと通常の週末の人出と同じくらいでしょうか。
ただし、店舗の前には多数の行列が。
コロナ禍の現在、密な状態を防ぐためメキシコでは店舗に入れる人数が制限されています。
例えばコンビニであれば一度に5人以上の人が店舗に入っていてはいけないなど、店舗の大きさや構造によって人数が決まっているようなのです。
各店舗このような施策をしているため、店舗内はガラガラなのに店舗外に行列ができているといった状況が発生しています。
そして各店舗に入る前にも検温とアルコールジェルでの消毒が必須です。
モールに入る前にも検温&アルコール消毒、そして店舗を変えるごとに検温&アルコール消毒。
アルコール消毒は理解できるのですが、店舗ごとに検温することに何か意味があるのだろうかと思ってしまいます。
そしてメキシコのすごいとろこは、店舗毎にアルコールを付けてくれる専用の店員さんがおり、かならずアルコール消毒される仕組みとなっております。日本であれば店舗前にアルコールボトルが置いてあり、各人にまかせるといったところが大半ですよね。
ところで肝心な割引率ですが、印象的には日本のセールと同じように40%や50%はあたりまえ、店舗や物によっては70%OFFもあります。
欲しいものがこれだけ安くなっていたらやっぱりみんな買いにいってしまうのかな。
ただし、メキシコでもAmazonなどのECサイトで購入することが多くなっているようで、サイト内でもBuen Finのセールが実施されています。
今年のようなコロナ禍では特別このようなサイトで購入する人が増えているのではないでしょうか。
今回はメキシコのセール「Buen Fin」をお伝えしました。
このような期間を利用して、賢い買い物をしていきましょう!
それでは良いメキシコ生活を!!