グアダラハラの演劇やオペラを主導してきたデゴジャド劇場!その芸術的なデザインを楽しもう

1800年代にメキシコ内の演劇に関する機運が高まった時に建設が決まった「Teatro Degollado デゴジャド劇場」。

1856年に建設が開始され、10年の時を経て1866年に開館されました。

セントロのカテドラル教会の東側、解放広場のさらに東どなりに位置するデゴジャド劇場はセントロの観光名所の一つで、ここからさらに東側に観光名所が続くことから、グアダラハラの観光客は皆必ずここを訪れているといってもよいほどの場所の一つです。

メキシコの劇場は教会などと同様、石でできているのが一般的で、その装飾の美しさや豪華さが見どころです。

ここデゴジャド劇場の外観は特にその正面の16本の石柱や、その上に見えるペディメント内のレリーフ彫刻が美しく特筆すべき部分です。

ペディメント内の彫刻は1953年から1959年の間に追加されたもので、またその下には平和を願う「Que nunca llegue el rumor de la discordia 不和の兆候が聞こえないように」のフレーズが彫刻されています。


今回は劇場内に入ることができませんでしたが、演劇やオペラなどにご興味がある方はイベントをねらって入場されることをおすすめします。黄金の内壁や、絵画壁画が美しいようです。


また劇場は正面だけでなく側面や背面にも歴史を感じることができます。

側面には多数の窓が設置されており、その茶色が劇場に合いますね。

劇場背面にはかなり大きな銅像もあり、観光の撮影スポットにもなっています。


こういった歴史的な劇場を見ることで、メキシコ人の演劇に対する熱意や文化的な側面を感じることができました。


それでは良いメキシコ生活を!!


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