メキシコ第二の都市グアダラハラには地下鉄も整備されています。

以前メキシコシティの地下鉄を利用したことがあるのですが、そこそこ年数もたっていた構内や車両だったことを覚えています。

今回はグアダラハラのセントロのカテドラル教会から北西へ8kmほどにあるサポパン大聖堂観光を地下鉄を使って行ってみたいと思います。

乗車駅はグアダラハラ カテドラル教会のすぐ近くにある「グアダラハラ セントロ Guadalajara Centro」駅。

ここからグアダラハラを北西から南東へ横断するように作られた地下鉄3号線に乗車することができます。

グアダラハラには地下鉄が1号線から3号線まで3ラインあり、実はこの3号線は2020年に開業したばかりの超新しいライン。セントロ付近は石でできたような昔ながらの建物が多いのですが、そんな建物の間の地下へ続く出入口から駅へ向かいましょう。

最近開業したばかりの新しいラインとあって、現代的で清潔感がありますね。

天井や側壁内の照明がピカピカの床に反射するくらいの綺麗さです。

周りを見渡すと券売機が並んでいますので、ここで乗車券を購入。

操作初めの画面です。

頻繁に乗車する地元の人はICカードでチャージしながら利用していますが、私は今回だけの乗車ですので1回のみの乗車券を現金で購入します。

その場合は青色のボタン「Univiaje」を選択。

メキシコの地下鉄の運賃は距離に関係なく定額制。

1回乗車で9.5ペソ≒52円 (1ペソ=5.4円換算)ほど。安い！！

現金を投入すると券売機下の方から乗車券を受け取ることができます。

乗車券といってもペラペラな紙にバーコードが印刷されているだけ。

このバーコードを入場ゲートでスキャンすることでゲートが開きホームに向かうことができます。

上記の乗車券の写真は復路「Mercado del Mar」駅から乗車した時の物ですので、ESTACION=駅の欄が「Mercado del Mar」になっています。

その時は気にもとめなかったのですが、よくよく後から乗車券を見ると VIGENCIA=有効期限 の欄もありますので、どうやら乗車券には利用できる期限があるようです。チケットの時間から確認できるのは購入してから25分間の有効時間です。そのため、この25分間の間に入場ゲートを通過しましょう。

到着駅から外にでるのにチケットは必要ありませんので、時間何に入場まで完了させればOK。

それではバーコードをスキャンしホームに向かいます。

地下鉄が到着するホームはかなり下の方。

まだピカピカのエスカレーターを使用して降りていきます。

ホームには電光掲示板もあり、後何分で電車が到着するかも把握できるため利用者に優しい仕様です。

利用者の人数もかなりいますね。

電車が到着。

日本のように乗る人は乗車口の左右で並ぶという文化はあまり無いようで、、、、、混み合っている駅では降りる人がちょっと大変そうです。

電車の横幅は日本のものより狭い印象。通路を人2人が通り過ぎるのがかなり大変です。

目的地であるサポパン大聖堂へは「Zapopan Centro」駅で降りるのが一番近かったのですが、うっかり乗り過ごし。その次の「Mercado de Mar」駅まで行ってしまいました。

それでも乗車した「Gadalajara Centro」から7駅で15分もかからなかったと思います。

また地下を走るのは「Guadalajara Centro」駅から2つ目の「La Normal」駅までで、それ以降は地上に出て高架上を走るようになります。

到着した「Mercado de Mar」も綺麗ですね。

復路には沈む夕日をバックに大きな墓地も見ることができました。

とにかく安くて渋滞知らずなのが魅了のメキシコの地下鉄。

今回のようにセントロからサポパン大聖堂に行くにはとても便利ですので是非ご利用ください。

またどこに行くわけでもなく、地下鉄に乗ってグアダラハラ市内を移動しながら車窓からの景色を見るのもまたいい楽しみ方ですね。

それでは良いメキシコ生活を！！