せっかくメキシコに駐在しているのでメキシコについて調べてみた

駐在員としてメキシコに赴任してはや2年。しかしメキシコの歴史や文化について表面上のことしか知らず、少しは赴任先の国くらい知っておいた方が良いのではと思い始めました。

そこで簡単ではありますが、Wikipediaで調べてみて興味があった内容だけご紹介いたします。

メキシコの人口は1億2863万人(2016年統計)、面積は1,972,550km²。

日本の人口は1億2427万人(2020年統計)、面積は377,952km²。

人口はほぼ同じですが、面積はとても広いですね！！

また、メキシコには32の州が存在しています。

メキシコにいると、領土がとても広いということがなかなか感じないのですが、こんなに広いとは数字をみて初めて実感できました。

メキシコの建国の歴史はちょっと複雑です。メキシコ合衆国が誕生したのは憲法が採択された1824年10月4日。しかし、1835年10月23日にこの憲法が廃止され、メキシコ共和国になったようです。その後1846年8月22日に憲法が復活し再度メキシコ合衆国となっています。

しかし、300年続いていたスペイン支配から立ち上がろうとイダルゴ司祭らが蜂起し始めた1810年9月16日をメキシコ独立記念日として位置づけられています。

メキシコの成人男性には1年間の選抜徴兵制が採用されています。

外出しているとそこかしこに軍隊と思われる人をみますので、外国からの防衛というよりも麻薬カルテルなどの国内の敵に対する防衛を主にしているようです。

これはみなさん想像できていることかもしれません。

メキシコ国内には数々の火山があり、5000mを超える山がいくつもあります。

メキシコ最高峰はピコ・デ・オリサバ山の5,689m。

ネバド・デ・トルカ山などはクルマで4000m地点まで行くことができるため、気軽に4000m以上のハイキングを体験できる私のおすすめの観光スポットでもあります。

首都のメキシコシティも標高2250mですから、まさに高原の国メキシコ！！

メキシコ人の80%以上がカトリックと言われています。

たしかに、メキシコ全土どこにいっても教会があり、人々に根付いているのが感じられます。

毎週日曜日の午前中はミサへ行くという多くのメキシコ人を知っていますし、それが当たり前の国です。

そのため、信仰心が強い人は結婚前の性行為なども良いことではないと考えている方も多くいますが、総じて日本と同じで結局は人によるところが大きいです。

本当に教会がどこに行ってもあるので、メキシコ人は信仰心が強いんだなぁと思ってしまう日本人ですが、海外の人から見たら日本にはどこでもお寺や神社があり、日本人も信仰心が強いと同様に思われています。

つまり、教会とはそれほど日常的でメキシコ人に寄り添っている場所なのです。

メキシコはスペイン統治が続いたので事実上メキシコの公用語はスペイン語ですが、古く土着民族が話していたアメリカ・インディアン諸語など60以上の言語を国の言語として認められています。

とは言え、私はスペイン語以外のメキシコ公認の言語を聞いたことがありません。

英語に関しては日本人に比べたら話すことができる人が多いのですが、多くの人はスペイン語のみです。

以上メキシコについてみなさん興味がわいてきましたでしょうか？

観光地としてもすばらしいところがたくさんあり、人柄も良いメキシコはおすすめです。

それでは良いメキシコ生活を！！