メキシコの踏切には遮断機がないから注意!
2020年12月8日
2021年1月25日
メキシコで気を付けないといけないことの一つ、踏切の横断。
特にクルマに乗って音楽を聴いてるときが危険です。
なぜなのか。
メキシコの踏切には基本的に遮断器もなければ、キンコンカンコンと音と視覚で教えてくれる警報機もありません。
列車が通過することを教えてくれるものがないのです。
だから、みな列車が来てないことをなんとなく一時停止し確認しながらも、どんどんどんどん渡っていきます。
それでは列車が来るときはどうなるのでしょう。
日本では遮断器があるので、列車は減速することなく通過することが普通ですよね。
メキシコでは列車が鬼のように汽笛を鳴らせて警報しながら、減速して踏切を通過していきます。
そしてメキシコの列車は人が乗る目的よりも貨物列車目的がほとんどですので、一度通過しはじめたら何分もかかることがほとんどです。
クルマとしては待ちたくないため、列車が通過する直前まで踏切を横断し続けることが多いのです。
そして危険な時はクルマの窓を閉め切って音楽を聴いてしまっている場合。列車は汽笛を鳴らしているとはいえなかなか聞こえないことも多いんです。
日本では教習所で踏切の前では窓を開けて確認することを教育されますが、教習のシステムがなくお金だけで免許が発行されるメキシコではそんな考えもありません。
友人の爆音のクルマに乗っていて踏切渡っていたらすでに列車が近づいていたなんて経験も多いんです。
また、メキシコでは線路沿いに柵がないので変な話しだれでも線路内に簡単に入れます。
時には列車強盗もあるらしく、列車には軍隊(警察)が乗って警備していることも多いです。
これからメキシコでクルマに乗られる機会があるみなさん。
メキシコの踏切にはご注意ください。
それでは良いメキシコ生活を!!