世界遺産でもあるテキーラ発祥の街を知ってますか?
私、毎日テキーラを飲んでいますが、テキーラとはいったいどのようなアルコールなのだろう?と、ふと疑問におもいました。
Wikipediaによるとメキシコの法律とテキーラ規制委員会により決めれらているものがテキーラと認められているようです。そのうちのいくつかの決まり事が以下になります。
テキーラと認められる条件とは
・主原料はアガベ・テキラナ・ウェベル・バリエダ・アスルでなくてはならない。
・主原料のアガベは、ハリスコ州、グアナフアト州、ナヤリ州、ミチョアカン州、及びタマウリパス州の特定地域で生育されたものでなくてはならない。
・テキーラ村とおよびその周辺地域で蒸留されたものでなくてはならない。
テキーラ市は世界遺産に指定されている
中でもテキーラ市周辺は「テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観」として世界遺産にも登録されており、テキーラを求めて観光客が訪れます。
私も過去にこのテキーラ市を訪れたことがありますので、今回はその時の様子をお伝えしようと思います。
まずはテキーラ市の場所はこちら
メキシコ第2の都市、ハリスコ州のグアダラハラ市からクルマで1時間ほどの街です。
街自体は大きくないのですが、観光客で賑わい周りはレストランやお土産屋でいっぱい。
テキーラの醸造所がおすすめの観光スポット
その名の通り古くからのテキーラの醸造所がたくさんあり、見学することもできます。
私が訪れた醸造所はここになります。
私が行ったのは2019年12月でしたが入場料は400ペソくらいだったと思います。
施設内は20人くらいで行動し、専用のガイドが説明をしてくれるのですが、スペイン語のため私は理解できませんでした。そのため日本人は見て想像して楽しむ感じですね。
原料のアガベの根の部分を蒸す工程。
この蒸した後のアガベを実際に試食させてもらえるのですが、繊維質な果肉に甘みが溶け出していて、サトウキビのように感じました。
いつも飲んでいるJose Cuervoの蒸留窯 昔ながらの施設も展示されています
続いては発酵と蒸留の工程です。
この工程では検査員の方が念入りに温度管理をされているようで、何度も検温をしていました。
蒸留窯のラベルを見ると”Jose Cuervo”の文字が!
いつも飲んでいるテキーラがここで作られていると思うと、いつもの晩酌がよりおいしく感じることでしょう。
また、施設内のいたるところにはその昔使用していたと思われる窯なども展示されており、テキーラの歴史も知ることができます。
そして熟成の工程。
Jose Cervoはホワイトオークの樽で熟成させるとラベルに書いてありましたが、これなのかな。
たくさんの樽が並んでおり、ここで写真をとるだけでも映えます。
次に検査工程。
製造の工程は多少年期が入っている施設のようにも感じたので、この検査工程とのギャップがとてもおもしろく感じました。
手前は遠心分離機?奥の方にもいろいろな装置がならんでいて、品質管理もきっちりできているようです。
最後に少しですがテキーラの試飲もできますので楽しんでください。
私はテキーラの試飲だけでは物足りず、テキーラのカクテル、マルガリータを別途購入。
素焼きの入れ物にはいったマルガリータがよりおいしく感じさせてくれます。
また、当該施設ではテキーラを購入することもできます。
現地直送だからなのかテキーラが安い安い。
私たちが普通にスーパーマーケットだどで買うより20%くらい安く購入することができました。
1本だけ購入して帰りましたが、今思えばもっと買えば良かったと後悔しています。
時間があればテキーラ列車というもっともっと面白そうなツアーもあったので参加してみたかったのですが、今回は断念。次回の楽しみにしようと思います。
過去のテキーラに関する投稿も是非ご覧ください。
● メキシコのスーパーマーケットで買える、お手頃でおいしいテキーラ
それでは良いメキシコ生活を!!