メキシコの道路にはトペがある

駐在員のみなさんはメキシコでクルマを運転する機会が多いのではないでしょうか。

私も会社はクルマ通勤ですし、近くの街への観光などもクルマで行きます。

そんなみなさん、クルマを運転していると急に現れるトペに気を付けましょう。


トペはクルマのスピードを落とすためにある

トペとはスペイン語でTope、ストップを意味する言語です。

どんなものか見てみましょう。

黄色に塗装がされて、盛り上がっているような。

もう少し引いた画像です。

メキシコのいたるところで見ることができるこのトペは、その部分だけ道を盛り上げて、スロープのような段差のような状態になっています。

速度が出た状態でこのスロープを走りぬくと、、、クルマにかなりの衝撃が!!


だからみんなこのトペを通過する時にはスピードを下げて、、、

そうなんです!このトペはクルマの速度を落とさせるために設置されたものなのです。

このトペの設置場所は、道が合流する前とか、住宅密集地の前とか、人が多い場所とかに設定されているようで、写真のようにトペがあることを示す標識もあることがほとんどです。

ここで十分気を付けないといけないのが、郊外にある高速道路ではないが半バイパスのようなスピードが出るような道に急に現れることがあったり、標識がない場合や、夜間で見えない場合があることです。

中にはあきらかに地元住民が勝手に作ったようなハンドメイドっぽいトペも。


普段使っている道路であれば、どこにどのようなトペがあるかわかるため、問題なくスピードを落とせるのですが、初めて通る道路は十分に気を付けなくてはいけません。

スピードを出したまま通過すると、本当にクルマが壊れるんじゃないかというくらいの衝撃です。


トペにもいろいろな種類がある

上記で紹介した一般的なトペはコンクリートでその部位のみ円弧状に盛り上げているタイプですが、そのほかにも様々なタイプのトペがあるので紹介します。

プラスチック状のもので作られた別体のトペを後からつけるタイプのもの。

トペの範囲が長く、トペ上面が横断歩道になっているもの。

半円のイボのような鉄球を道路に設置したもの。


みなさんのメキシコの街にはどのようなトペがあるでしょうか。


それでは良いメキシコ生活を!!