メキシコの超美しいカリブ海に面した古代マヤ文明の遺跡、トゥルムに行こう
青く澄んだカリブ海をバックにマヤ文明の遺跡たち。メキシコ駐在3年目の私はたくさんのメキシコ遺跡に行きましたが、その中でももっとも美しいと思う遺跡に今回であうことができました。
そんな私を感動させてくれたのはカンクンから南へ130km、クルマで2時間弱、プラヤ・デル・カルメンからさらに南へ60km、クルマで1時間弱のところにあるトゥルム遺跡です。
カリブ海に面した15世紀まで繁栄していた城壁都市、トゥルム遺跡をご紹介いたします。
クルマでお越しの方はトゥルム遺跡より西側、大通りの307号線から入ってすぐのところに駐車場がたくさんありますので、そこに停めましょう。1回100ペソ≒520円(1ペソ=5.2円換算)でした。
駐車場からトゥルム遺跡前のチケット売場までは歩いて10分程度。日差しが強く戻ってくるのも大変なので日焼け止めクリームとちょっとした飲み物を持参しましょう。
そして、私のおすすめは水着を持っていく(着ていく)こと。トゥルム遺跡南側にビーチがあるので、観光後にそのままビーチに行ってしまうのが時間もかからず便利です。別途このビーチの様子はお伝えしますね。
チケット売場まで途中お土産屋さんを左右に見ながら進んでいきます。
メキシコではプロレスが盛んなのでマスクを売っていたり、日よけ用の麦わら帽子が売っていたり、写真のようにメキシコっぽいカラフルなブランケット?が売っていたりもします。
チケット売場前に到着するとすでにものすごい行列が。
すごい行列が、、、 検温待ちの行列
チケット売場は比較的すいています
と思ったら、この行列はチケット購入のための行列ではなく、売り場に入る前の検温のための行列でした。ここで体温が高かった人はもちろん入場することはできません。
チケット売場自体はそんなに混み合ってなく比較的スムーズに購入することができました。チケット代は確か1人60ペソ≒310円だったと思います。駐車場代のほうがぜんぜん高いですね、、、、
無事チケットを購入できたらゲートを通過し進みましょう。
ゲート通過後はジャングル?と思うような生い茂る木々の中を進んでいき、城壁をくぐるとそこがトゥルム遺跡です。
広い敷地の中に多くの遺跡が広がっています。建築の様式などがマヤ遺跡特有のものがあるようですので、しっかり調べて知識をつけてからいったらもっとおもしろいかもしれませんね。私は今回何も調べないで行ったのですが、それでも歴史を感じることだけはできました。
トゥルムとはユカタン半島で使われているマヤ語の一部のユカテコ語でフェンスとか壁という意味らしいです。確かに入口も城壁の間にありましたし、周りは壁に囲われています。しかし、東にカリブ海が広がる絶壁の上に建てられた絶景の遺跡と聞いていたのですが、ここまでのところ自然の中に遺跡があるようにしか見えません。
そんなことを思いながらさらに奥に、そして高台に進んでいくと、
綺麗な海が見えてきました!青い海と緑の自然、そして遺跡が見事にマッチした絶景です!
そして高台沿いをさらに進んでいくと、絶景のオンパレード!
カンクンからトゥルムまで2時間弱かかりますが、ここに来てよかったぁ!と思える景色。
海岸沿いにボートが多数見えますが、確かに駐車場周辺でツアー会社と思われる人達がボートでの沿岸ツアーの勧誘をしていました。値段はわからないのですが日本の物価から比べたらきっと高くないはず。
海からのトゥルム遺跡も良いかもしれませんね。
沿岸沿いではイグアナさんもたくさんいました。
触れるくらい近くで見ることができるけど、嚙まれるのかなぁっとちょっと不安。
中にはほぼ触っているような観光客の人もいましたが、私にはこれくらいの距離が限界でした、、、、
高台から海岸に降りる階段もあったのですが、この日は閉鎖されていたためこれ以上行くことができず。聞くところによると、いつもであればこの海岸で泳ぐこともできるそう。次回を楽しみにします。
断崖絶壁の上にそびえ立つ、カリブ海に面したトゥルム。感動の絶景を見させてもらいました。
ここで海に入れませんでしたので、トゥルム遺跡観光が終わったら南のビーチへ行きましょう!!
それでは良いメキシコ生活を!!