まるで映画の世界!劇場型セノーテNo.1のセノーテ・スイトゥンの神秘感
今回ご紹介するセノーテスイトゥン(Cenote Suytun)は2つのセノーテがあるのですが、どちらのセノーテもドーム型のセノーテで、差し込む光がドームをの幻想的な空間を見せてくれます。
西側セノーテは、光が差し込む天井の穴は比較的大きいのですが、ドーム内にある大木とその静まり返った空間がフォトジェニックな様子を醸し出しています。
東側セノーテは、その真っ暗なドーム天井中央に小さな穴が1か所ぽっかりと空いている泉。そこから光がまるでスポットライトのように洞窟内に差し込むことで神々しい光景を見ることができる人気のセノーテです。
セノーテスウイトゥンはカンクンから西に160km、クルマで時間にして2時間強のバヤドリド(Valladolid)の東はずれに位置します。カンクンのキンタナロー州からユカタン州に州をまたぐことから1時間の時差が発生しますのでご注意ください。
バヤドリド周辺はセノーテスイトゥン以外にもセノーテイキル(イクキル)などのセノーテが沢山ありますし、またマヤ文明の遺跡として有名なチチェン・イッツァもあります。また北に向かうとピンクレイクなどもありバヤドリドに宿泊し、ここを拠点に周辺の観光を楽しむのもいいかもしれません。
駐車場横にチケット売場でチケットを購入後、さっそくまずは西側のセノーテに行きましょう。
セノーテは地下にあるため、暗く狭い階段を降りることになります。真っ暗な通路なので足元に注意。
狭く暗い階段を進むと、そこにセノーテが広がります。
このセノーテの魅力はドーム型に囲われたセノーテ内にある大木。
石灰岩の外壁の浸食とこの大木の根本の力強さが融合し、荘厳さを感じることができます。大地にたくさんの根を張り巡らしている大木が、しかし空を目指して成長している様子がなんだか私のこころにグッときます。
西側セノーテの後は東側のセノーテに向かいましょう。
東に5分程歩いていくと、同じように地下に向かう階段が現れますので、進んでいきます。
階段を降りていくと現れてくるのが天井から伸びてくる大きな鍾乳洞の塊と、セノーテ中央に設置された舞台。
階段はまだまだ続きますが、上から撮影できるこの場所も絶景スポット。
階段を下まで降りると天井から差し込む光を見ることができるため、ひときわ神秘的に見えます。
一筋の光がセノーテを照らす光景。
私が訪れたときは14時くらい。時期によると思いますが、日が舞台中央より少しずれてしまっていますが十分神秘的な空間を見ることができました。おそらく正午くらいがベストな時間帯なのではないかと思います。
私の場合、運よくほとんど観光客がいなかったため、写真も取り放題。
舞台上も貸切状態でしたし、セノーテの中も泳ぎ放題で、運が良かったのかもしれません。
セノーテ自体の水深は膝くらいまでしかありませんでしたので、対岸まで簡単に行くことができます。
暗闇につつまれ近づくまで分かりませんでしたが、外壁は天然の鍾乳洞で、これを見るだけでも感動です。
そして対岸から舞台側を見るとわかったのが、舞台を照らすライトたち。
水面に映るライトが綺麗で、みなさんにもこちら側からの景色を体験していただきたいと思います。
セノーテスイトゥンはかなり暗い場所ですので、暗所に強いカメラをもっていくことをおすすめします。
セノーテスイトゥンの神秘的な動画を作成しましたので、こちらも是非ご覧ください。
それでは良いメキシコ生活を!!