メキシコチアパス州の田舎町シナカンタンで地元の興味深い教会に行ってきた
チアパス州のちょっと田舎のおしゃれな町サン・クリストバル・デ・ラス・カサスから東へ10kmほどいったところに、もっと田舎の町シナカンタン(Zinacantan)があります。
とても小さな町なのでGoogle Mapsでも拡大しないとここが町だともわからないくらいです。
そんな小さな町シナカンタンに今回はメキシコチアパスの田舎を求めて行ってきました。
田舎町なので何もないことは想像していましたが、地図をみると教会はありそうですのでここを目指して向かいます。
サン・クリストバル・デ・ラス・カサスから20分あまり、一山超えると町が見えてきます。
「シナカンタンへようこそ!!」の看板で迎えられさっそく町に入ろうとすると、道路右側の小屋に何やら注意書きが。
どうやら観光でこの町を訪れる人達は皆この街に入るのに入場料が必要なのだそう。街に入るだけで料金をとられるなんて、なんていう街なんだ!!
と思っているうちに小屋から係員が出てきて、一人30ペソを払うよう言われます。
160円くらいなので、まぁいいでしょう!気を取り直して進みましょう。
街の中心地も栄えているわけでなく、数人の人々が歩いている程度。
そんな静かな町の教会に到着しました。
教会前のちょっとした広場に、ここにもキオスコがありますね。
奥に見えるのが教会。そしてその右側にはチャペルも見ることができます。
チャペルのほうは内部の写真撮影が禁止されていましたので、今回は教会の写真をご覧ください。
彫刻がはいった装飾品は木造が多い印象ですが、これがローカルの良い味をだしていますね。
そして礼拝のための椅子が一列なのもとても興味深いです。
そしてなによりこの教会が美しいのはその花とロウソクの多さ。
木造を基調にした祭壇に多くの花とロウソクの光があることで、わたしたちの気持ちをなんだか穏やかにやさしくしてくれます。
それにしても多くの美しい花を、こんなに美しい状態で毎日維持しているのは、たくさんの信者さんや管理してくださる人のおかげですね。
心洗われる一日でした。
チャペルもたくさんの花で飾られている様子が美しいので、こちらも是非ご覧ください。
それでは良いメキシコ生活を!!