カニョン・デル・スミデロ国立公園の峡谷が迫力ありすぎて震えた!!すごい深さ、いや高さ!

私が今回メキシコのチアパス州観光を選んだ一つの目的は、州都トゥストラ・グティエレス市のすぐ北にある

峡谷「カニョン・デル・スミデロ峡谷」を見ること。

ネットなどを調べると迫力満点のこの峡谷を、自分の目で見て感動を味わいたいと思ったのが発端です。

「カニョン・デル・スミデロ峡谷」には峡谷上からアクセスするルートと、川上をボートでアクセルするルートがあるようですが、今回はよくばってその両ルートを体験してきました。

かなり迫力がある「カニョン・デル・スミデロ峡谷」!チアパス観光でもっともおすすめできる観光地ですので今回はその様子をお伝えしたいと思います。


「カニョン・デル・スミデロ峡谷」はその広大な大自然を満喫できるにもかかわらず、州都「トゥストラ・グティエレス市」からほど近い場所にあるのが魅力。

空港から州都「トゥストラ・グティエレス市」までは40km30分で到着できますし、「トゥストラ・グティエレス市」から「カニョン・デル・スミデロ峡谷」の最終展望台までも20kmの1時間弱で到着できます。

「カニョン・デル・スミデロ峡谷」までが距離は半分にもかかわらず時間が倍近くかかるのは、曲がりくねった山道が続くため。とはいえ首都のすぐ隣にこんな壮大な自然があるのはとてもめずらしいですよね。


まずはクルマで峡谷上に向かい、川を上から見ることができるルートに向かいます。

「カニョン・デル・スミデロ峡谷」が存在する「カニョン・デル・スミデロ国立公園」の入り口は街北のはずれのほうですが、まだまだ人がたくさんいるような場所。入場料は50ペソ≒260円 (1ペソ5.2円換算)とお安いです。

このゲートをくぐると急に何もない山道に変わります。

下界に街の景色をみながら一本道をさらにさらに進んでいくと途中途中に観光スポットが現れます。観光スポットの場所は一本道から脇にそれるように駐車スペースがあったり、脇道が現れるのですぐにわかるかと思います。

いくつかのスポットがありますので、時間がある人は全部いってみるのがおすすめです!

おぉー!!最初の観光スポットにもかかわらずすでに感動の峡谷!

まだまだ山の途中で低いところとはいえ、十分峡谷のすごさが伝わってきます。


いくつかの観光スポットを経由しながら最終目的地に到着です。

今までよりも少し大きな駐車場があり、「Canon del Sumidero カニョン・デル・スミデロ」の看板が!

さらに奥に展望台と思われる2階建ての建物を発見!

もう建物の向こうに壮大な景色がちょっと見えてきていますが、、、行ってみると

絶景!!

景色が壮大すぎて広角でないわたしのカメラではすべてを映しきれません。

ということでパノラマ写真でとってみましたよ!

ただ、唯一残念だったたのがこの時期乾季だったということ。

もし雨季のシーズンに来ることができたらもっともっと緑にあふれた「カニョン・デル・スミデロ峡谷」を見ることができたのではないかと思います。そんな姿も見てみたい!!また絶対ここに来よう!


谷上からの絶景を見た後は谷下からの絶景を見るためボート乗り場に向かいます。

ボート乗り場は川の下流の街チアパス・デ・コルソの北側のここから。

おおよそ2時間のボートツアーで270ペソ≒1,400円。

距離にして30kmくらいの航路を往復してこの値段ですからかなりお得です。

ライフジャケットを装着して出発です!


このボートめちゃくちゃ早いので走行風がかなり大きい。帽子をかぶっている人は吹き飛ばされないようにご注意を!


出発して5分くらいでしょうか。驚いたのがこの川沿いに生息するこの生物。

そうなんです、クロコダイル!ワニ!です。

ここらへん一帯温暖な気候なのでしょうか、ボートで進んでいると何匹ものクロコダイルを見ることができました。クロコダイルというとジャングルのようなところで見ることができる印象でしたが、動物園以外の自然な場所でみるのはここが初めてです。

ボートも観光用とあって、ワニの目の前まで近づいてくれます。


ボートはスピードを上げて上流に進んでいき、しばらくすると先ほどは谷上からみてきた壮大な峡谷が現れてきました。

谷上から見た峡谷もすばらしかったのですが、谷下からみた峡谷はもっともっと迫力を感じることができました。

さらに進んでいくとこの絶壁が近づいてきて、その迫力は何倍にもなっていきます。

とにかくすごいと感じるのはこの絶壁がほんとうに垂直であること。

時には下側の方がえぐれているようなところもあるため90度を超えて120度くらいになっているような絶壁もみることができました。

ガイドさんの説明によると、一番高い絶壁で高さが800m以上もあるとのこと。

確かにボートから上を見上げて頂上が見えないようなところも見られます。


そして突如現れる、絶壁の中の森。という表現でしょうか。

なんとも神秘的なスポットに到着。

岩がえぐれてその上に植物たちが繁殖しているような場所です。

実はここ、滝のように水が流れ落ちているようなところ。そのため乾季でも植物たちが繁殖しています。

これも現在乾季のためほとんど流れ落ちる水をはっきりとは見ることができませんでしたが、雨季になるとかなりたくさんの水が流れているようです。


幻想的で迫力ある風景を見ながら北の湖まできて片道終了です!

これより先はCFEの敷地のようです。

湖や川上にあるのであれば電力発電をしている場所のように思います。水力発電があるのかな?


また、ここでは観光客用とみられる水上コンビニエンスストアのようなものもあり、ビールや果物、ちょっとしたスナックなどを売っていました。


しばらくしてここで休んだ後で帰路につきます。

往路はいろいろな観光スポットでの停止や説明などもあったためボートで1時間以上ここまでかかりましたが、復路は基本的に停止無しで帰るのと、このボートがかなりスピードが速いこともあり30分ほどで戻ってくることができました。


私のチアパス旅行の目的であった「カニョン・デル・スミデロ峡谷」は大満足!

時間がなくて谷上か谷下どちらかしか行けないとなったら、私はボートでの観光をおすすめします。

費用はかかりますが、迫力満点のこの景色は是非みなさん自身の目でみるべきです。


それでは良いメキシコ生活を!!


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