メキシコのちょっと理不尽なチップの要求
いろいろな国を見ていると日本のサービスのレベルはほんとうに世界に誇れるくらい高いものだと感じます。
と同時に海外で多く生活していると、サービスとはいったいなんなんだろうか?という疑問もわいてきます。
日本ではあたりまえの無料のサービスは海外では決して無料ではありません。
ここメキシコでも同様、サービスは有料なんです。
例えば、レストランでお皿を下げる、お酒や料理をもってくる、ホテルのベットメイキングやタオルの補充、などなどすべてこれらの作業はサービスの対価としてチップを渡すのが普通です。
このような事を体験していると、日本のお店や店員さんはすごいなぁと思ってしまいます。
以前、日本への一時帰国の際に泊まった日本のホテルのポーターさん(チェックイン時に荷物を部屋に運んでくれる人)にメキシコと同じよにチップを渡したのですが、断られたことがありました。
日本ではサービスは提供するのはあたりまえ、という文化を改めて体験した出来事でした。
そんなサービスに対するチップですが、メキシコでは理不尽にサービスを要求してくることもあります。
私が日々それはないでしょう!と思っているちょっと変なサービスをご紹介いたします。
このような理不尽なサービスはメキシコの交差点でよく見ることができます。
その対象はクルマたち。
赤信号でクルマが停車すると強制的に窓拭きをしてきてチップを請求してくるサービスがあるのです。
赤信号で停車するといつもこんな人達が窓を拭きにくるんです。
洗浄液を垂らしながらクルマに向かってくる彼ら、すごく怖くないですか?
街のいたるところの交差点でこんな人達がたくさんいます。
彼らがきたら私はすごい剣幕とジェスチャーで「No!!」をアピールします。
大抵の場合、この強い「No!!」で彼らは去ってくれるのですが、それでも強制的にサービスしてくる時にはクルマをちょっとうごかしたりしながら頑なに否定しるようにしています。
ものすごく窓が汚れている時にはそのままサービスを受けることがありますが、その場合は5~10ペソくらい渡します。
周りのクルマたちもみんな洗浄されちゃってますね、、、、
強制的ではりますが、サービスを受けた人達はチップを払っています。
しかし、こんな理不尽は強制サービスはあるでしょうか?
この点に関しては私はちょっとメキシコが嫌いです。すみません。
貧困層の人達が暮らしていくには仕方ない側面もわかるのですが、もっと誠実なやり方をしてほしいですよね。
メキシコ駐在員のみなさま、観光客でクルマを運転するみなさま、こんなサービスもありますからお気をつけください。
それでは良いメキシコ生活を!!