メキシコでチップが必要な場面!!相場は??

日本と違いメキシコはチップ文化です。

これからメキシコに駐在となる方や観光に来る方もチップどのくらい渡せば良いのだろうか?と不安におもうのではないでしょうか。

今回はメキシコ駐在2年の私が経験している、メキシコのチップ事情についてお伝えしたいと思います。

まずはメキシコではチップの支払いは義務と思ってください。

チップって気持ちでしょ?と思われるかもしれませんが、メキシコでは日本のようなサービスは当たりまえではなく、サービスは有料と考えた方が良いでしょう。

例えば、レストランの店員さんの基本給はとても安く、それだけでは生活ができません。彼らはチップの収入がほとんどを占めていて、そのために頑張ってサービスを提供しています。

とはいえ、慣例的にチップが必要無い場合もあるので、それらを把握してメキシコライフ、メキシコ観光を楽しみましょう。


メキシコでチップが必要な場面とそのおおよその相場

・レストラン、屋台、バーなどで飲食をした後の会計 料金の10% 観光地では15~20%

・スーパーマーケットでの袋詰め作業の人 5ペソ~10ペソ ものすごい量の場合は適宜増やす

・スーパーマーケットなどの駐車場でカートを回収する人、出庫を手伝う人 5~10ペソ

・ガソリンスタンドで窓を拭いてもらったり空気を入れてくらた人 1作業5~10ペソ

・レストラン、ホテルなどのバレーパーキングの人 1回20ペソ 高級なレストランやホテルの場合50ペソ

・ホテルのポーター 20ペソ 1泊2000ペソ以上するようなホテルの場合 1泊50~ペソ

・ホテルのベットメイキング 1泊20~50ペソ 1泊2000ペソ以上するようなホテルの場合 1泊50~100ペソ

・オールインクルーシブホテルの食事 朝食や昼食20~50ペソ 夕食50~100ペソ

・オールインクルーシブホテルのバーの飲み物 1回10~20ペソ 

ただし、本当に気持ちよいサービスを感じたらもっともっと渡してももちろん問題ありません。


メキシコでチップが必要ない場合

・スーパーマーケットやコンビニの会計

・ガソリンスタンドでガソリンを入れてもらった会計

・ホテルの宿泊代金自体

・タクシー、バス料金


強制的なチップを要求してくるサービスにはNoを

メキシコではクルマで信号待ちをしていると、強制的に窓ガラスを清掃してチップを要求してきたりする人などが少なからずいます。

そのようなあきらかに不要なサービスに対しては断固として”No”を表してください。

日本人はNoが言えない国民ですが、ここは妥協せずに、また可哀そうに思わすに断ることもが大切です。



私の体験談です。

メキシコのチップ制度に慣れてしまっていたので、同じ感覚で日本のホテルのポーターにチップを渡したら断られました。そのホテルは観光客も多いそこそこ知名度もあるホテルでした。

私は何カ国か海外に出向や観光に行っていますが、日本のサービスの質はとても高いと感じます。

日本人の仕事に対する責任感やまじめさは世界に誇れる文化です。

逆に何百円の食事をするにも厳しいサービスを求められる日本は世界からみると少し異常のようにも感じます。


これからメキシコにこられる駐在員のみなさま、観光にこられるみなさまにはメキシコのチップ文化を理解いただき、楽しんでいただければと思います。


それでは良いメキシコ生活を!!