メキシコの世界遺産!サン・ミゲル・デ・アジェンデの魅力!
メキシコのグアナフアト州のサン・ミゲル・デ・アジェンデはコロニアル建築の歴史的建物が多くその美しい街並みのため2008年に世界遺産に登録されたメキシコで人気の観光地です。
今回はそんなサンミゲルデアジェンデ(以下サンミゲル)教会までの道を散策してきましたので、みなさんにご紹介したいと思います。
サンミゲルはコロニアル様式である街自体の風景もさることながら、かならず観光客が訪れる人気スポットは中心に位置するサンミゲルアジェンデ教会。教会の直訳としては「Parroquia de San Miguel Arcángel サンミゲルアジェンデ教区」ですが、この「Parrroquia 教区」と「Church 教会」はほぼ同義語ですので、ここではサンミゲルでアジェンデ教会とします。
まずは、この教会まで美しい街を歩きながら向かいましょう。
私がおすすめするルートは教会の南側からアクセスするルート。
ちょっと狭いレトロな石畳の路地とその脇の家々、そして道向こうに教会を見ることができるこのポイントが映える撮影スポットと思っています。
道が狭いですが自動車は一方通行のため、教会側から来るクルマだけ気にしていればいいので撮影しやすい環境です。通りすがりのほとんどの観光客がここで撮影していたくらいですので、おすすめの場所です!
この道を北に進んでいくと教会に到着です。
おおぉー!すごいっ!
私のイメージですが、メキシコの教会はどちらかというと整然としていて四角をイメージする様式が多いのですが、このサンミゲル教会はもう少し丸みをもった印象でたくさんの支柱から構成されているのが特徴です。
そして、この精巧で豪華な外壁が相まって、見る人たちを感動させるのです。
教会としては大きさはありませんが、日本人であればその造りを見たら誰もが感動すること間違いなし!
メキシコの中でも特徴的な造りなので、メキシコ駐在3年目で数々の教会を見てきた私でも、新鮮さがありいつみても魅了されます。
外観をじっくり見た後に、教会内にも入ってみましょう。
撮影や観光の場合は一般の礼拝する人に配慮しながら、また失礼の無いように帽子を取って入っていきましょう。
教会内の装飾もすばらしいですね。
私が感じるサンミゲルアジェンデ教会の内装の特徴は茶色やグレーといった暖色から暗みがかった色のレンガをそのまま使用していることです。
通常、白い建物であればまったく同じ白で統一されたレンガを使用したり、壁画を描くためにレンガの上に粘土が塗られこれも統一された内装色になっているのですが、この教会は様々な色(茶、グレー)のレンガが使用されており、しかし全体としては落ち着いて統一された色味の内装になっているのがわかります。
壁画と天井のレンガが絶妙にマッチし、なんとなく田舎に来たような安心感が得られる教会内でした。
サンミゲルアジェンデ教会の見学が終わったら敷地が繋がっているすぐ東側のチャペルへも行ってみましょう。
内外装ともにサンミゲルアジェンデ教会を見た後ですと感動少し薄くなってしまうものの、歴史的な雰囲気は感じることができました。こちらも落ち着いた雰囲気は同じです。
教会の前には「アジェンデ庭園」もあり、教会とその庭園間の石畳の通りには露店やお土産を売る人、観光客などたくさんの人々が集います。
そして観光客のみなさんは、みなおもいおもいの場所や構成で写真を撮っていますね。
周りにはカフェやレストランもありますので、そこでコーヒーを飲みながらサンミゲルアジェンデ教会を楽しむのもいい時間になりそう。
まだまだ日本では認知度が低い世界遺産のサンミゲルアジェンデなので、みなさんには是非訪れていただきたいと思います。
それでは良いメキシコ生活を!!