高さ120mの滝から形成されるその川は美しいエメラルドグリーン!メキシコのチアパス州のカスカダ・エル・チフロンの滝が迫力満載

サン・クリストバル・デ・ラス・カサスから距離にして100km、クルマで2時間半のところにある、巨大な滝「カスカダ・エル・チフロン」。

120mもの落差がある巨大滝からの水しぶきをうけることができるようで、かなり近くまで行くことができるようです。また、その水がとてもきれいな色をしているとのことで、興味があり行ってきました。

宿泊していたサン・クリストバル・デ・ラス・カサスからは距離的には100km程度ですが、高速道路が無く一般道での道のり。途中おっそーい大型トラックが多く、なかなかスムーズにスピードを出せないのがちょっとストレスが溜まりますが、気長に安全運転で向かいましょう。


「カスカダ・エル・チフロン」へは川の下流からアクセスできるのですが、川の北エリアのゲートと川の南エリアのゲートがありそれぞれ入場券を払うゲートがあります。

私は今回川の北エリアに入場しました。

北エリアの道を進んでいくと入場ゲートがあり、目の前が駐車場。ここでチケットを購入して入場できます。

入場ゲート近くには売店やレストランなどありますので、時間がある人はここでお食事を楽しんだり、売店でビールを頼むこともできます。


ゲートから3分ほど徒歩で進んでいくと川が見えてきます。

すでにここ下流側でも川に入って楽しんでいる人や、川沿いでBBQを楽しんでいる人も見かけます。

かまどが設置されていたり、ちょっとした屋根付きの小屋も多数あることから、ここはBBQをするための場所でもありそうです。たっぷりと時間がある方にはおすすめのポイントですね。一日中楽しめそうです。

そして驚くべきはその川の色。

乳白色の青色というかエメラルドグリーンというか、とにかく日本では見ることもできないような美しい色です。こんな川はじめてです。


そして、さらにさらに5分ほど川沿いを歩き続けると滝が見え始めます。

このエリアには最後の大滝を含めて大小5つの滝があります。途中滝名が書いてある看板も立っていますので、全部みつけてみてください。

日本では確実に遊泳できなさそうな滝つぼ近くも、ここメキシコでは入ることができます。

こういうところがメキシコの大好きなところ。


こんな小さな滝にも名前がついていたりします。


途中、階段を上りながら20~30分弱ほど歩くと、大滝の真下にたどり着くことができます。

大滝の上まで行くことができるみたいでしたが、かなりの上り階段で体力の消耗を想像できたため、私は今回ここで断念。しかしながら、真下からでも十分絶景の大滝をみることができました。

真下のデッキまで行くと風向きによってはかなりの水しぶきを浴びることになります。

写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、滝つぼ上に虹もみることができ、幻想的です。


そして川の南側エリアの人達が体験できるのが、丘上のデッキで水しぶきをさらに壮大にあびることができることです。写真右側、展望デッキがあり人がいるのがわかるでしょうか。

落差がある滝を流れ落ちた水が、しぶきとなって丘をかけあがるようにデッキ上まで到達します。ここに来た人はかなり濡れてしまうこと必須ですのでご注意を!!

その滝つぼのすぐ下流側も段々になった流れが続いており、こちらも美しい光景です。


ここまで30分歩き続けると、体は汗だらけ。

帰りには流れが緩やかな場所をみつけて是非川にはいって遊泳してみてください。

日本と同じく川の冷たさはかなりのもの。最初に入る時には悲鳴があがるほどの冷水です。でも爽快でめちゃくちゃ気持ちいいっ!!

いったん入ってしまえば慣れてきます。ここで体を十分冷やした後に帰路につきましょう!


大滝、青い水、遊泳と一度にいろいろと楽しむことができる「カスカダ・エル・チフロン」。

是非みなさんも訪れてみてください!


それでは良いメキシコ生活を!!


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