メキシコの国民食ポソレスープ！

日本とは違う食感があって食べごたえがあるコーンと鶏肉もしくは豚肉を主な材料とするメキシコではどのにいっても食べることができる国民的なスープです。

スープの色によってホワイト(白)ポソレ、レッド(緑)ポソレ、グリーン(緑)ポソレ、とあるのですが、前回もっとも簡単に作れるホワイトポソレの作り方をメキシコ人から教わり作ってみました。結果としては簡単においしいホワイトポソレが作れましたので、みなさんにも試してもらいたいと思っています。

今回はちょっと作り方の難易度が上がるレッド(赤)ポソレに挑戦してみましたので参考にしていただければと思います。

ホワイトポソレにチリペーストで色と味をつけたものがレッドポソレです。

そのためベースのスープの作り方はホワイトポソレと同じですので、まずはホワイトポソレを作ってください。

・簡単調理！メキシコの国民食ホワイトポソレを自炊苦手な駐在員が作る

ホワイトポソレを煮込んでいる間にレッドポソレ用チリペーストを作っていきましょう。

チリペーストを作るための食材は以下になります。

1. ワヒージョ唐辛子(Chile Guajillo)
2. アルボル唐辛子(Chile Arbol)
3. 玉ねぎ
4. ニンニク

唐辛子は2種類入れますが、大きいワヒージョ唐辛子は辛味が弱いのでスープの色味や香りづけとして、小さいアルボル唐辛子は辛味が強いのでピリッとパンチを効かせる用途に使用します。

どちらの唐辛子もメキシコではごく一般的な唐辛子のためスーパーマーケットで簡単に安く買うことができます。どちらも100g入りで35ペソ≒180円 (1ペソ=5.2円換算)ほど。

ワヒージョ唐辛子は香りをより出すためはじめに少し火にかけます。その後どちらの唐辛子も種は取り除いてください。辛さを求めたい人は小さいほうのアルボル唐辛子の種を少しだけ残すと良いでしょう。

鍋に少量の水を入れ、そこに唐辛子と玉ねぎ、ニンニク少量を入れて5～10分ほど煮出します。

煮出しが完了したら、水といっしょに具材をすべてミキサーにかけ、チリペーストのできあがり。

あとは、このチリペーストをホワイトポソレに入れるだけです。

しばらく煮出して味をなじませたら、レッドポソレの出来上がり！！

それでは、完全手作りレッドポソレをいただきます！

見た目の赤いスープの色と、唐辛子のすりおろされた果肉が入っている様子からかなり辛そうに見えますが、実際に食べてみるとそんなに辛くありません。

今回もわたしが大好きなトッピングのオニオンもたっぷりと入れて、さっぱりといただきます。

オニオンにしてもレタスにしてもトッピングはやはり食べる直前に入れるのがおすすめ。コーンがどちらかというとほくほくしていますので、レタスやオニオンはシャキシャキしている方がおいしくいただけます。

今回もメキシコ人にレシピを教えてもらいましたが、料理が苦手なわたしでも簡単に作ることができました。

唯一、私はミキサーがたまたま家にあったから作れましたが、観光や駐在でメキシコに来ている人のほとんどはもっていないのではないかと思っています。しかしながら、ミキサーを買ってでも食べてもらいたいメキシコの国民食レッドポソレ。

ミキサーさえ手に入れてしまえばチリペーストを作るだけで簡単にホワイトポソレをレッドポソレに変身させることができますので、ホワイトポソレを大量に作ってしまった時などには便利な調理です。

みなさんレッドポソレも是非試してみてください！

それでは良いメキシコ生活を！！