JB23W ジムニー/JM23W AZオフロードに初心者がETCを自分で取り付けてみた!
我が愛車JM23Wを入手してしばらくは下道だけで生活ができてましたが、このたび遠出のために高速道路を走る予定ができました。
休日や深夜の割引を最大限活用するため、今回はETCの取り付けを自分でやってみました。その手順を写真多数で記録しておこうかと思います。
今回購入したETCはこちら。
デンソー(DENSO) ETC車載器 DIU-9500 アンテナ分離型 音声タイプ選んだ理由はコスパが良かったから。
購入するところによりますが、私はネットショッピングでセットアップはされていない本体だけ購入しましたので、クルマに取り付ける前にあらかじめ自分のクルマ情報をセットアップする必要があります。
セットアップはオートバックスやイエローハットで有料でやってくれますので、事前に電話などで聞いたうえで持ち込んでください。値段は忘れてしまいましたが、私はオートバックスに持ち込んでやってもらいました。
セットアップが完了したら、クルマへの取り付けを開始しましょう。
ETCの取り付けの流れはおおまかには以下のようになります。
・電源配線
・アンテナ配線
・ETC車載器本体の取り付け (今回は助手席前のグローブBOX内にとりつけました)
概要についてはDENSOのHPにある取付要領書をご確認ください。以下配線概要の漫画の引用です。
取り付けのために使用した工具はこちら。
①プラスドライバー
②内張剥がし
③プライヤー
まずは電源の配線です。
取説でいうとここらへんのことをやっていきます。
電源はセンターパネル裏にあるオーディオ配線からとることにします。
そのために、センターパネルを外していきます。
見ての通り、私のオーディオはカセットテープ&ラジオ!
2004年式といえど、その時代でもカセット使うことないですよね???新車購入したオーナーさんはなぜにこの仕様に?そして今までこのままに。今となってはなんだ貴重なものに見えてきました。
センターパネル下側のプラスネジ2か所を取り外します。
灰皿を取り外します。
灰皿を取り外した中のプラスネジ3か所を取り外します。
センターパネル上部のプラスネジ1か所を取り外します。
内張り剥がしを使用して、センターパネルを取り外します。
センターパネルは4か所のツメではまっている状態ですので、おおよそそのツメ付近に内張り剥がしを挿入しテコの原理でセンターパネルを手前側に浮き上がらすようにすると簡単にとれるかと思います。
画像ありませんが、センターパネル裏側にはシガーソケット用の配線が取りついています。このコネクタを取り外すと、センターパネルの取り外しが完了です。
続いてオーディオの取り外し。
ブラケットがプラスネジ4か所で取り付けられていますので、これを取り外し。
オーディオを手前にもってくると、裏側でオーディオコネクタとラジオ用配線ピンと繋がっていますので、これらを取り外します。
ラジオ用配線ピンは力任せに引っこ抜くだけ。
オーディオコネクタはツメで抜け防止されていますので、マイナスドライバーでツメを押しながらテコの原理で引っこ抜くと簡単に取り外すことができます。
オーディオの取り外し完了です。
このオーディオコネクタに繋がっている配線からETCの電源をとっていきます。
コネクタ裏の配線の色とその用途を次に記載しておきます。
- 白=====バックアップ電源
- 赤黄====イルミネーション
- 青=====フロント左スピーカー+側
- 赤緑====フロント右スピーカー+側
- 灰=====リア左スピーカー+側
- 薄緑====リア右スピーカー+側
- 空き
- 空き
- 白黒====アクセサリー電源
- 空き
- 黒=====アース
- 空き
- 青黒====フロント左スピーカー-側
- 黒赤====フロント右スピーカー-側
- 灰黒====リア左スピーカー-側
- 薄緑黒===リア右スピーカー-側
- 空き
- 空き
- 空き
- 空き
今回購入したETCの付属配線は黄色線が+B線(バックアップ電源/常時電源)ということで、1番の白色の配線に取り付け。付属配線の赤色線がACC(アクセサリー電源)といことで、9番の白/黒の配線に取り付けを行います。
付属の配線には分岐コネクターが付属していますので、コネクタ裏の配線をかました後にプライヤーでしっかりロックがかかるまで挟み込みます。
以下、取付要領を引用。
ということで電源取り付け状態は以下のようになりました。
この電源配線はセンターパネル裏側(クルマでいうと前側)からグローブBOXのETC本体へとつなげていきます。
電源確保できたらオーディオ裏でやりたいことは完了。センターパネルを逆の手順で元に戻していきます。
ただし、同じ配線にアース用配線が分岐されているかと思いますのが、これらの取り付けはセンターパネル取り付け時におこなっていきます。
アース線は基本的にボディの鉄部であればどこでOKなのですが、今回私が取り付けたのはこちら。
センターパネル取り外しのためにとりはずしたこのネジ部。灰皿取り付けステーが車体と取り付けられたこの場所です。ちょうどボディーの鉄部ということでここにアース線を共締めしました。
これにて電源線の準備完了です。
続いてはアンテナコードの取り付けをしていきます。
アンテナ自体はフロントガラスのあまり視線を遮らない位置を考慮して、バックミラーの左上を選択しました。取り付け後はこんな感じ。
アンテナ裏には購入時点で両面テープが張られています。フロントウィンドウに取り付ける際にはフロントウィンドウ側をきれいに清掃(脱脂)してから取り付けましょう。
アンテナ線はフロントウィンドウ上、フロントピラーを通り、本体があるグローブBOXへつなげていきます。
取付にあたって大事なのが配線を見えないようにしていくこと。見えないことでスッキリとした印象を与えてくれます。TEC本体がある助手席のグローブBOXまでがんばって配線を内装の中に納めながら設置していきましょう。
配線を内装にしまうのには内張剥がしツールをうまいこと使っていきます。
ボディと内装との間に内張剥がしツールを配線とともに入れるようにするといいのですが、なかなか言葉だけでは伝わらず難しいかもしれません。試行錯誤しながらやっていきましょう。失敗しても、それも勉強です。
フロントピラーからグローブBOXへの配線はなんとなく適当な感じ。助手席下を通しています。
この画像だけ見ても、「この画像どこ!?」と思ってしまいますが、これは助手席下/足元からグローブBOX裏を撮ったものです。フロントピラーから来た配線がグローブBOXへ通じる様子です。
しっかり奇麗にしたい方はタイラップなどで整頓しましょう。
そんなこんなで、アンテナ線と電源線の準備完了!
グローブBOX内にあるETC本体に繋げました。
長すぎて余った配線類はこのグローブボックス内にとりあえず集めて格納。
ETC本体も本当はどこかに両面テープなどでしっかりと固定するのが奇麗ですが、私は固定無しで置いているだけ!雑ですっ!手抜き!?
クルマのキーをONにして使えることが確認できましたので、良しとしましょう!
(一生やらないとはおもいますが)時間を見つけて少しづつ配線の取り回しをきれいにしていきたいと思います。
初めてETCレーンを通る際には、万が一レーンが開かなかったことも考えて超低速/徐行にて確認を行いましょう。安全第一で!
それでは楽しいクルマいじりを!