街中に突如現われる石油精製所の炎!メキシコは世界有数の産油国なのを知っていましたか?
みなさんご存じの方が少ないかもしれませんが、メキシコは石油がたくさんとれるんです。
2020年の統計ですと世界の原油(石油)生産量で世界堂々の第12位!
そして、なんとなく石油は海沿いでとれるイメージなのですが、グアナフアト州のど真ん中で石油がとれるというからこれまたびっくりです。
夜間グアナフアト方面からセラヤやケレタロ方面へ高速道路を走っていると良くわかるのですが、サラマンカという街でその石油精製所を見ることができます。
初めて見た人は火事?爆発?と思われるくらい明るく輝いている炎は、石油精製所で石油やガソリンなどを作る際に発生しているガスを燃やしている炎なんです。
Googleマップで見てもわかるのですが、その石油精製所所はメキシコ国内最大の石油企業ぺメックスPemex。
そして、その石油精製所の西側はまさにサラマンカ市内で、たくさんの住宅が広がっています。
昼間にこの住宅街にあるPemexの入口まで行ってみました。
住宅街の真ん中にPemexの頑丈そうなゲートがあるのが分かります。
そしてそのゲート奥に炎が見えるかと思います。
写真では分かりにくいですが、昼間でもかなり大きな炎が肉眼で確認できます。
地図をみると、北側に行くともう少し近づけそうですので、向かってみます。
こちらに来ると住宅は少しづつ無くなっていき、まるで工場はファイナルファンタジーの世界。
何本もの鉄柱があったりパイプがあったり、入り組んだ建物がたくさん建っています。
その建物群を抜けると、開けた敷地になり、また炎がみえてきます。
市内の住宅地のど真ん中に常に光り輝く炎がある光景は、初めて見たときには異様に見えました。
しかし、最近ではメキシコシティやケレタロ方面から返ってきたときこの炎を見るとグアナフアト州に帰って来たんだなぁとほっとできる炎になりました。
炎が消えている時の方が今では異様な光景に見えますが、ここサラマンカでは街のシンボルとして輝き続けてほしいと思います。
それでは良いメキシコ生活を!!