メキシコの病院でPCR検査を受けてきました

ある日、ちょっと体に倦怠感を覚えたため念のため仕事を休養したときのこと、職場からの指示は病院でPCR検査を受けてきなさいとのことで、会社指定の病院に検査を受けにいってきました。

メキシコでは新型コロナウィルスCOVID-19の累計感染者が1月末をピークに減少傾向にあるものの、一日1万人以上の新規感染者が出ており、累計感染者数も200万名近くになりまだまだ油断をゆるさない状況です。

私は日本に一時帰国した際に成田空港で唾液による検査を受けたことがありますが、メキシコですでにPCR検査を受けたひとからはどうやら痛かったとの情報もあったため、ちょっと心配です。今回はメキシコでのPCR検査の体験をみなさんに伝えしたいと思います。


まずは検査結果から。幸いなことに陰性でした。

この結果には一安心といいたいところですが、周りはコロナ感染した知り合いもたくさんいますし、今後コロナウィルスにいつかかるかわからない状況です。世界は今後コロナとどう付き合っていけばよいのでしょうか、難しい問題ですよね。


今回私はイラプアトのMAC病院に検査に行きました。

PCR検査の受付は、病院の建物内ではなく病院通路奥のテントになります。

テント前に受付の係員がいますので、その人にPCR検査だと伝えます。

周辺には同じように検査に来たと思われる人が何人かいましたが混み合っている様子もなく、また待合室のようなテントも十分椅子と椅子の距離が保たれていて、この場所が密だと感じることはありませんでした。

しばらく待っていると、病院内の検査場(個室)に案内され検査が開始されます。

完全防備された医療服の検査員の人が出てきて対応してくれました。

検査は細長い綿棒のようなものを鼻奥に突っ込まれてグリグリと粘膜をとられるのと、口内にこれまた同じような綿棒を突っ込まれてほほの内側あたりの粘膜をとられて終了です。

検査受けた人からは鼻に綿棒を入れられるのがかなり痛かったと言っている人がいたのですが、わたしの場合は検査員の方が上手だったのか、全く痛いことなく終えることができました。

検査自体は個室に入ってから3分くらいで完了。あっという間に終わりました。


検査結果は私の場合会社経由で2日で来ましたが、一般的に72時間以内に結果がわかるとのことでした。


医療現場の忙しさを見ているとPCR検査を安易に受けていいものか迷うところではありますが、体調が悪くコロナ感染が疑われる場合などには周りの迷惑にもなりかねませんので、躊躇なく検査を受けることをおすすめします。

危険をおかしてまで対応していただいている医療現場の方々にも本当に感謝です!


それでは良いメキシコ生活を!!


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