メキシコの世界遺産ケレタロの歴史的建造物地区をゆっくり散策

メキシコのケレタロ州ケレタロ市。

1531年に建設されたこの都市は17世紀から18世紀に発展し現在のような美しい街並みになり、70万人あまりの人口を有する巨大都市です。そして、その当時の歴史を残す地域がメキシコのユネスコ世界遺産の一つ「ケレタロの歴史的建造物地区」に登録されています。

今回はこのケレタロを実際に自分の足で歩いて街並みを体験してきましたので、その様子をお伝えいたします。


今回はケレタロの観光スポットとして有名な歴史的建造物の水道橋展望台からスタートし、セントロの方面へ歩いてみました。

メキシコの世界遺産都市ケレタロの水道橋が予想以上の大きさ


サンタ・クルス修道院

ケレタロ水道橋展望台「Mirador of The Arce」から西に歩いて5分。サンタクルス修道院が現れます。

皆が集まる修道院前の広場にはいくつかのお土産屋が並んでいて、人形やらちょっとした食べ物を売っています。そしてひときわ目立つのが修道院自体の黄色の壁色。

ケレタロは様々な色の建物を見ることができますが、黄色や茶色といった暖色系の建物が多いように思います。

なぜなのか詳しいことは分かりませんが修道院の中には2つの礼拝堂があり、それぞれ一般の人達がお祈りに訪れていました。メキシコには多くの教会がありますが、修道院との違いはなんなんでしょうか??それぞれの信者の方には怒られそうですが、、、、どちらも同じような礼拝堂を持ち、皆の心のよりどころになっている点では同じ役割をもっているのかもしれませんね。


まるで市場のようなお土産通り「アンダドール5月5日通り Calle 5 de Mayo」

ケレタロセントロの中心と言われているセネア庭園に続く「アンダドール5月5日通り」はお土産を立ち売りしている人達が沢山集まる場所。この通りから南へ続く「ベルガラ・スール通り」や、1本南の「リベルター・オリエンテ通り」も露店がずらりと並びさまざまなお土産などを購入することができます。


歩いているだけで楽しい古き良き街並み

ケレタロはその古き景観が世界遺産として登録されていますので、街を歩いているだけで十分みごたえがあります。メキシコでは良くビートルなどの古いクルマを見るのですが、こういった街ではそんな古いクルマがなんだかよりカッコよくみえます。

今回も味のあるピックアップトラックを発見。カッコイイ!!

街の道路は石畳。住宅はグアナフアトのようにパステルカラーのカラフルというわけではありませんが、暖色を基調としたあたたかい雰囲気の家が多いです。

セントロの中のセントロのセネア庭園付近から少し外れると住宅街になりますが、場所によっては綺麗な花が咲く植物があったりと、ほっこりさせてくれます。


ケレタロのセントロは歩いて行ける範囲に沢山の教会がるので、日本人の観光としては教会巡りも良いかもしれません。ここからは多数ある教会をいくつか簡単にご紹介いたします。

サン・フランシスコ聖堂

セントロ中のセントロ、セネア庭園の目の前にある教会。

多くのクルマや人々が行きかっているセントロの中にある教会のため、ふとするとそのまま通り過ぎてしまうような教会ですが、改めてみると良いかと思います。


サン・アグスティン教会

セネア公園から南西に1ブロック行ったところにある教会。

現在コロナの影響なのか中に入ることはできませんでしたが、外壁の彫刻が美しい教会。


サンタロサ・デ・ビテルボ教会

教会前のオブジェが目立つサンタロサデビテルボ教会。

道をはさんで目の前の公園には「Queretaro」の大看板があるので、撮影スポットとしても最適。


聖母グアダルーペ教会

人通りがあまりない細い道沿いにあります。

建物に豪華さはありませんが、薄暗い礼拝堂に入ってくる日の光が美しい教会。


サンティアゴ教会

聖母グアダルーペ教会から東に歩いて2分の教会。天井の薄緑色の壁画が美しい。


セネア公園のすぐ北では観光バスも運営しているようですので、利用してみるもの良いかもしれません。

その場で係員さんもたくさんいましたので、おそらくその場でチケットを購入できるのだと思います。


みなさんメキシコケレタロの歴史的建造物地区いかがでしたでしょうか。

写真と実際に見るのでは色味や印象が全然変わってきますので、是非みなさん直接ケレタロにいってみてください。


それでは良いメキシコ生活を!!


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