メキシコのカンクン北のリゾート島イスラムヘーレスでのおすすめ移動手段

メキシコのカンクンエリアに近い人気リゾート地の一つイスラ・ムヘーレス。

小さな島に綺麗なビーチや観光スポットがぎゅっとつまったリゾート地ではありますが、それでも全長8kmの島を歩いて移動するのは気が引けますよね。そして、見たいところが点々と沢山あるのでタクシーを何度も何度も頼むのもこれまたちょっと面倒です。


そんなイスラムヘーレスでのおすすめの移動手段がカートです!

借りることができるのは港を出たすぐ前の通り。通りにでるとたくさんのツアー業者と思われる人達が声をかけてきますので、その人達にカートを借りたい旨を言うだけです。

日本だと客引きというとちょっと敬遠してしまいがちですが、メキシコではどちらかというとツアーに参加するにはこういった客引きの人達と交渉したりお願いするのが当たり前のように感じます。

この日は年末年始休業でかなりの観光客が来ていたこともあってか、最初に業者の人と話した時にはカートがすべて貸切られてしまっているとのことで借りることができませんでした。しょうがなく、その通りを観光がてらぶらぶら歩いていたのですが、5分後くらいに同じ人が再度話しかけてきてくれて、今ちょうど空きができたと教えてくれました。

カートのレンタル費用は2時間500ペソ≒2,600円、1日800ペソ≒4,160円。

繁忙期をはずせばもう少し安くなるかもしれません。

業者の人は2時間もあればカートで島一周するには十分だと教えてくれましたが、確かにカートで島を一周するだけであれば十分ですが、時間を気にせず観光スポットに行ったり昼食を食べたりビーチに行ったりということを考えると1日プランで借りることが必須と言ってよいでしょう。何時間使用しても良い1日プランのほうが料金的にもお得ですから。ただし1日プランでも夜21:00には返却をしないといけません。

私ももちろん1日プランでレンタル。その場で800ペソを現金で渡しました。

その他に、カートの盗難防止の観点から自動車免許証を預ける必要があります。

わたしはメキシコ駐在員なのでこちらで取得したメキシコの免許証をわたしましたが、業者の人に日本の免許証でも問題ないことを確認済みです。すべてのカートにはナンバープレートが付いていたのでおそらく公道を走る許可をとっているのだと思いますが、免許証を渡したら無免許運転にならないのか?と疑問に思いながら、、、おそらくイスラムヘーレスの特別区ルールで問題ないのでしょう。

また、カートを返す場所は同じこの港前の道路なのですが、夜になると業者の人達はいなくなるとのことで、返す前の事前電話が必要でした。連絡することで業者の人がこの場所にカートを受け取りに来ますので、電話番号を聞くのをお忘れなく。


しばらくすると、その場にカートを運んできてくれます。

アクセルとブレーキがあるのは自動車と同じ、ゴルフカートと同じ機構だと思いますが、運転は簡単です。最初はちょっと不安ですが、アクセル全開でも全然スピードが出ないので安全です。

一つ注意点はクルマにくらべて足回り(クッション)が固いので、トペを通過する時にはかなり減速しないとカートが跳ねます。

・メキシコの道路にはトペがある


準備ができたら早速出発しましょう!

島内はとにかくカートだらけ。クルマよりもカートの方が台数が多いのではないかと思うくらい。

カートはアクセル全開でもスピードはでないので、前にカートが走っていても簡単に抜くことはできません。前を走っているカートの後ろを焦らずについていきましょう。

また、時折後ろからクルマが追い越したそうに後ろを走ってきますので、その時には道路脇を走るようにして譲ってあげてください。

これはイスラムヘーレスでの有名観光スポットでの一コマ。駐車場はすでにカートでいっぱいになってしまっているので、道路脇にも停められなかったカートが路上駐車であふれかえっています。

このように同じようなカートを利用している人がかなり多いので、カートが迷子になる可能性もあります。自分のカート番号とカートを停めた場所は記憶しておくようにしましょう。


カートにはヘッドライトも付いていますので、夜も走行可能です。

しかし、日が暮れてしまうと自然をメインとした観光はもうできなくなりますので、夜の使用用途は食事に行くことくらいでしょうか。

私は日が暮れて少したった19時くらいには借りた場所に戻りカートを返しました。夜は借りた港前の道路には業者さんがいませんので、事前に連絡もしてください。カートを停める場所は特に指定がないので、道路沿いであればどこでも良いです。


以上イスラムヘーレスでのおすすめの移動手段、カートのご紹介でした。

みなさんもカートを借りてイスラムヘーレスを楽しみつくしましょう!


それでは良いメキシコ生活を!!


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