初心者でもわかりやすい!JB23 ジムニー/JM23 AZオフロードの定番かっこいいカスタム、リフトアップの方法を世界一丁寧に解説!使用工具もわかる!画像多数で解説

わかりやすい!

ジムニーやAZオフロードで定番のカスタムと言えばリフトアップですよね。

リフトアップにはいろいろな方法がありますが、今回はコイルスプリングやショックアブソーバーを長い物に変更することで車軸(タイヤ)に対して車体位置を高くするリフトアップについてご紹介いたします。

車高が上がったクルマはやはりカッコイイのでJB23W/JM23W乗りにはやってみたいカスタムの中でも上位にくるでしょう。

そして、リフトアップをすることで大径タイヤをはかせることができるなど、クルマをワイルドに見せるカスタムなど次のステップへも進めます。

しかし、リフトアップって自分でやるのは難しそう!ハードルが高い!と思いショップさんにおまかせしている方が多いのではないでしょうか。もちろんそういったお店は実績や経験、信頼があるため安心感を求めるのであれば、そういったカスタムショップを選択するのが良いですね。

私の場合は自分でやることで経験値を上げたいことが第一ですので、自己責任のもと自分でできる限りのことはやるということをモットーにしています。そのためできる限り自分で交換していきたいといつも思っています。

そして何より自分でやった方が楽しいですし、安くできるというのが最大のアドバンテージです。とくにこのリフトアップは自分でやるとかなり安価にできます。自己責任になることは前提ではありますが、この投稿をみて積極的に自分の車を自分でカスタム・整備していく方が増えると幸いです。


それでは進めていきましょう!


まずはリフトアップするときに確認しなくてはいけないのが、みなさんの所有しているJB23W ジムニーやJM23M AZオフロードがリフトアップしても保安基準に問題が無いのか、車検に通るのかということを確認しましょう。

これはクルマの年式などにもよるもので、新しいクルマほど基準が追加されているため車検に通らなくなる恐れがあるためです。みなさんのクルマの年式を確認し、ネットなどでよく調べてみてくださいね。JB23W ジムニーやJM23W AZオフロードでのリフトアップで気になる基準は、「直前側方視界基準」という運転席からの視界を確保しなくてはいけないというルールです。6型以降の年代でこのような基準が規定されていますので、よくよく確認した上でリフトアップ量を少なくするか視界を確保するカメラを設置するなどの対応策を考慮してください。

私のクルマは4型ですので、この規定に関しては問題ありませんでした。

その他車検場によっては車両高さが変更されることによる「記載変更」を求められることもあるようですので、その場合は変更対応しましょう。


今回私がリフトアップしたい高さは3インチ。1インチ25.4mmですので、おおよそ7.6cm車高が上がる計算になります。どのくらい車高を上げるかで交換するべき部品も変わってきますが、色々調べる中で3インチあたりまでであれば車高を上げるためのコイルスプリングとそれを制御するショックアブソーバー(ダンパー)、そして車高を上げることで長さが足りなくなるブレーキホース、ラテラルロッド交換程度でカスタムを楽しめそうです。また3インチ程度車高を上げることができればリフトアップの見た目などの満足感が得られるかなと思ったのが3インチを選定した理由です。


購入したリフトアップキットはRPGの3インチリフトアップキット。

セット内容は

・ショックアブソーバー 4本 

・コイルスプリング 4本

・ラテラルロッド 前後セット

・ロングブレーキホース 3本 (前2本、後ろ1本)

お値段も3万円そこそこで購入できるためリーズナブル。ただ、説明書には競技部品と記載があるため個々で導入のためのご確認とご判断をお願いいたします。

コイルスプリングは4輪の前後左右の場所によって長さが異なってくるため、コイルスプリングに塗布されている色の目印と説明書を参考に場所を間違えないように取り付けをしましょう。

また、ラテラルロッドやロングブレーキホースも取る付ける部位で長さが違いますので、(取りつくところにしか取りつきませんが)ご注意ください。


その他、リフトアップキットの他に今回必要なものです。

ブレーキホースを交換した際にフルードの漏れ防止のために同時に交換するべきワッシャー(パッキン)はこのセットに同包されていませんでしたので、別途購入が必要です。ワッシャー(パッキン)はブレーキフルードの漏れを防止する大切な部品です。高い部品ではありませんのでご準備をお願いいたします。

私はアストロプロダクトさんから購入。

外径16mm 内径10mm 厚み1.5mmの銅ワッシャー 10枚セット。

今回使用するのは4枚のみです。

また、ブレーキホース交換時にブレーキフルードを抜いてしまいますので、入れ替え用のブレーキフルードを購入してください。


今回私が使用した工具はこちら。

こちらは車体をジャッキアップしてタイヤを外すまでの工具

①ジャッキスタンド

②油圧ジャッキ

③十字レンチ (ナットサイズ19mmを使用)

になります。

①②に関しましては過去の購入時の投稿をご覧ください。


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そしてこちらが各種パーツを交換していく工具です。

④プラスドライバー

⑤マイナスドライバー

⑥ロングマイナスドライバー

⑦ラチェットハンドル(差し込み角3/8インチ)

⑧12mmのソケット(差し込み角3/8インチ)

⑨14mmのソケット(差し込み角3/8インチ)

⑩17mmソケット(差し込み角3/8インチ)

⑪⑫17mmメガネレンチ (回り止めのため17mmが2本必要。もしくは1方は17mmラチェットにて対応)

⑫14mmメガネレンチ

⑬空の500mlペットボルト

⑭ビニールの紐(簡単に結べる紐であったら何でもよい)

⑮プラスチックハンマー

⑯10mmフレアナットレンチ

⑰プライヤー

⑱ロングスピナーハンドル(差し込み角1/2インチ)

⑲17mmのソケット(差し込み角1/2インチ)

⑳モンキーレンチ(0-30mm)

その他ブレーキラインのエア抜きに必要な工具などは別途投稿にて確認をお願いします。


必要な工程は概ね以下になります。

・ジャッキアップ

・スタビライザーの取り外し

・ブレーキホースの交換

・ショックアブソーバーの交換

・コイルスプリングの交換

・ラテラルロッドの交換・調整

・ブレーキラインのエア抜き

・ステアリングロッドの調整


それではフロント側の作業から進めましょう。

ジャッキアップ前にまずは、フロントタイヤのナットを緩めておきましょう。

ジャッキアップして完全にタイヤを上げてしまうとナットを緩める力でタイヤも空転してしまい、効率的にナットを緩めることができないためです。ナットを緩めることができたらジャッキアップを行いますが、ここでのポイントはできるだけボディ高い位置に上げてスタンドをかけておくことです。


イメージしやすいように、リフトアップ前後の地面との高さ変化を簡単に表した漫画で説明いたします。

リフトアップ後は当たり前ですが、地面に対してボディが高い位置になります。

逆にボディの位置を正とすると、リフトアップ後にはボディに対して車軸(ホーシング)が相対的に下がることになるのですが、ノーマル時のジャッキアップが低いとリフトアップした後に車軸が地面に近づくことができず、コイルスプリングやショックアブソーバの装着、タイヤの装着ができない状態になってしまうことがあります。

そのため、リフトアップの部品交換をスムーズに行うためにも、今回は最初のジャッキアップを少なくともノーマル状態でタイヤが浮いてきた状態より8cm(今回のリフトアップ量3インチ7.6cm)以上上げておくことをおすすめします。

最終的にリフトアップのために交換するコイルスプリングやショックアブソーバーの取り付けも簡単になります。

私の場合はデフを支点にジャッキアップしますが、デフが中央より少し車体右側に位置しているため車体は傾きながら上がっていくことを覚えておいて下さい。心配ではありますが構造上そうなってしまいます。車体右側が上がり気味になりますが、下がっている左側(左タイヤ)の浮き上がり量を目安に十分にジャッキアップするようにしてください。もちろん上げている際には油圧ジャッキがしっかりとデフにかかり、外れることがないことをしっかり確認してください。

画像ではジャッキアップ後のタイヤが少ししか浮いていませんので、実際の作業ではもう少しあげた位置でスタンドをかませましょう。

またボディをジャッキスタンドに預けてしまった後にも油圧ジャッキはデフにかけたままにしておきましょう。

後ほどショックアブソーバーなどを取り外してしまうと車軸の支えが無くなり地面に落ちてしまうためです。油圧ジャッキにて車軸を支えている状態にし、作業を進めます。


ジャッキアップが完了したところで、ここからが本格的な作業の開始です。

まずはスタビライザーの取り外しです。

スタビライザーはボディーと車軸(ホーシング)をつなぐ部品で、主に走行中のクルマを安定させる役目があります。今回リフトアップをしてしまうと他の部品との干渉などでこのスタビライザーが純正状態では取り付けることができなくなります。

この部品が無いと多少安定性が損なわれますが、私の場合はこのままはずしてしまいます。後ほど必要な部品がきたら取り付けるようにしたいと思います。


車体側の取り付けを外します。

スタビライザーへのアクセスを良くするためにバンパー下側の取り付けをはずします。

マイナスドライバーで3か所のボルトを外します。


スタビライザーの車体側の取り付けをはずします。

車体側は頭サイズ12mmボルト2ヶ所で取りつけられているステーの取り外し。ステーは左右にあるので、12mmボルト計4か所をはずします。写真は車体左側をはずしている様子です。


車軸(ホーシング)側のスタビライザーの取り付け部をはずします。

車軸側の取り外しは、今後スタビライザーを取り付ける予定の無い人は写真1の車軸根本側から取り外してしまいましょう。今後取り付ける予定人は写真2の取り付けステー部から取り外しましょう。

スタビライザーを取り付けるべきかどうかは、みんなさんの使用用途に依りますのでネットなどで調べてみてください。

私は街乗りメインで、今後スタビライザーを取り付ける予定ですので写真2の部位から取り外します。

車体側も同じく14mmボルト。左右合わせて2ヶ所を外します。

スタビライザーを外した後は、ボルトなど無くさないように保管しておきましょう。

これでスタビライザーのとりはずしが完了です。


続いてはラテラルロッドを交換するためはずします。

ラテラルロッドはボディと車軸(ホーシング)の左右方向の位置を決める(規制する)ものです。

リフトアップすることでボディーに対して車軸の左右方向の位置がズレてしまいますが、このラテラルロッドを交換することで、車軸をボディに対して中央に位置するようにします。つまり、リフトアップする場合にはラテラルロッドを長いものに交換しなくてはいけません。


ラテラルロッドはボディ側、車軸側共に17mmボルト&ナットで取りつけれられています。

17mmメガネレンチが2つあると一方が周り止めとなり簡単に取り外せます。

ラテラルロッド自体は今回新しいものに変更しますが、ボルトやナットなどは再利用しますので保管しておいてください。

↑車軸側の取り外し

↑ボディ側の取り外し。同じく17mmです。

ラテラルロッドの取り外し完了です。


続いてはブレーキホースの取り外しです。

リフトアップすることでボディと車軸の距離が離れますので、ブレーキホースも長い物に変更が必要です。

まずはフロント左側のブレーキホースの取り外しです。


ブレーキキャリパー(車軸)側のブレーキホースをはずします。

14mmのメガネレンチでボルトを緩め取り外し。

とりはずしてすぐにブレーキフルードがホースから垂れてきますので、事前にフルードを受ける容器を準備しましょう。私の場合はペットボルトにビニール紐をくくりつけ固定しながらブレーキフルードを受けています。

新しいロングブレーキホースに交換する時にはこの14mmのボルト自体は再利用しますが、取り外した時に一緒についてくるワッシャー(銅パッキン)2つは廃棄して、新しいものに交換です。


ブレーキフルードを抜いている間にブレーキホースを固定している固定ピンを取り外しましょう。

ピンが抜ける方向にはマイナスドライバーを受けることができるフランジが立っていますので、そこにマイナスドライバーを引っかけてハンマーで優しくたたきながら取りましょう。


車軸側のブレーキホースの取り外しが完了後はボディ側のブレーキホースの取り外しになります。

ボディ側の取り外しはボンネットを開けた中で作業が必要です。

冷却水のリザーバータンクの奥で取り外せますので、まずはリザーバータンクを取り外しましょう。


冷却水のリザーバータンクは以前ラジエターの交換の際にも取り外したことがあるので、こちらもよかったら見てください。

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ボンネットを開けて車体左側のリザーバータンクを上に引き上げて取り外しましょう。

取り外したリザーバータンクはホースが付いたままラジエターとエンジンの間などに仮置きしておきます。

心配な方はホースを取り外してエンジン外に置いておいても問題ありません。


リザーバータンクを取り外すとブレーキホースをつなぐ配管が見えてきます。

ここを10mmのフレアナットレンチを使用してはずします。

手で緩むくらいになったところで、ホースの固定ピンをはずします。

この固定ピンは下型からたたいて外すようについていましたので、長いマイナスドライバーとハンマーを使用して車体下側から取り外します。

ここで注意しなくてはいけないことは、必ずフレアナットレンチで緩めた後にホース固定ピンを取り外すこと。

先にホース固定ピンを取ってしまうと、フレアナットレンチで締結ナットを緩める際にホース側の周り止めが効かず緩めることが難しくなってしまいます。


ブレーキホースが外れたところで、新たなホースに交換しますが、後ほどリフトアップのためにコイルスプリングやショックアブソーバーの交換もしますので、ひとまずボディ側の取り付けのみしましょう。

取り付け手順は、取り外し手順と全く逆です。

ボディ側の配管と新しいブレーキホースを手で回せる程度に取り付ける。

ホース固定ピンを取り付ける。

フレアナットで締め付ける。

といった感じで新しいホースのボディ側の取付完了です。


車体右側のブレーキホースを同様に交換です。

右側のブレーキ配管とホースの取り外しは、左と異なり車体外側からおこないます。


左と同様、10mmフレアナットレンチにて締結ナットを緩めたあとに、固定ピンをはずします。

固定ピンをはずしたら、完全に締結ナットを最後まで緩めホースを取り外します。


新しいホースの取り付け順番はこちらも同じ。

はじめに配管とホースの締結ナットを手であるていど締め付けた後に、固定ピンの取り付け。

最終的に10mmフレアナットレンチにて締め付けです。


続いてショックアブソーバーを取り外します。

ショックアブソーバーはボディ側とは14nnナットで取りつけられています。

ダブルナットで緩み止めされているので、これらを緩めたかったのですが、ナットが薄いため私が持っている厚みがある工具では取り外すことができませんでした。

薄型の14mmスパナもしくはメガネレンチがあればこのダブルナットをはずせると思います。

私はショックアブソーバ自体をプライヤーでつかむことで周り止めし、ダブルナットの上側からはずしていきます。

これをおこなうとショックアブソーバの外装に傷がついてしまいますが、私の場合は交換後の純正ショックアブソーバーは捨ててしまおうかと考えていましたので、どれだけ傷がつこうが問題ありませんでした。

またこれらの傷はショックアブソーバーの外装のみですので、機能的にはその後この純正ショックアブソーバーに戻して使用しても大丈夫なものです。


車軸側は17mmのボルトとナットでとりつけられています。

17mmのメガネレンチ2本使って緩めていきます。1本だとナットとボルトが供回りしてしまうので、2本使用することが必要です。

もし2本メガネレンチが無い場合にはソケットレンチで代用しましょう。

この17mmボルトはかなりのトルクで締め付けられていますので、狭い作業スペースで力も入らないため緩めるのに苦労されるかもしれません。

そのような時はメガネレンチに何かしらのパイプをかませてレンチを長くすることでテコの原理で簡単に緩めることができます。または、⑱ロングスピンナーハンドル(長いハンドル)とソケットをあらかじめ購入使用しておいて緩めるのが良いですね。

右フロントの外し方も左と全く同様です。サクサクと取り外していきましょう。

これにて前側のショックアブソーバーの取り外し完了です。


ショックアブソーバーがはずれたら続いてはコイルスプリングの取り外しです。

コイルスプリングは車体側と車軸側にピンのようなものではまっているだけなので、そのピンからとりはずすことでとることができます。

具体的には車軸を支えている油圧ジャッキを下げていきましょう。

十分に車軸を下げることができれば簡単にコイルスプリングを取り外すことができます。

純正のコイルスプリングを取り外したら、新しいリフトアップ用のコイルスプリングに交換します。

リフトアップ用のコイルスプリングは純正よりも長いので、車軸をさらに下げていかないと取り付けることができません。

最初に高い位置でジャッキスタンドをかけておくべきと言ったことがここでわかってくるかと思います。ボディを高くしておかないと相対的に車軸を下げることができなくなってしまいます。

ようやく新しいコイルスプリングが装着できました。上記写真はフロント右側の写真になってしまっていますが、左も同様です。


続いて新しいショックアブソーバーの装着です。

フロント、リアそれぞれボディ取り付け側の形が違いますので純正のショックアブソーバーの形を確認しながら同じものを選びましょう。

新旧ショックアブソーバーの長さを比較するとリフトアップのものはやはり長いのが確認できます。

今回購入したセットはフロント車軸側の取り付けボルトとナットはそのまま再利用、ボディ側の取り付けはラバーやナットが付属していますのでこれら新しいものを使用します。

付属していたナットは厚いものと薄いものが付属していますので、厚いものを下側に取りつけることで手持ちの工具でもダブルナットの締め付けが可能でした。こういう細かいところがユーザーにやさしいですね。

続いて車軸側の取り付けです。

取り付けた時にはおそらくショックアブソーバーに対して車軸が下がってしまっているため、締め付け穴の位置が合っていないのではないでしょうか。

油圧ジャッキで車軸を上下させながら穴の位置を合わせていきましょう。

穴位置が合ったらボルト&ナットで締め付けます。


新しいラテラルロッドを取り付けます。

ラテラルロッドは前後で長さが異なりますので、リフトアップキットのラテラルロッドの長さを確認しながら取り付けるものを選びましょう。(長さ的に取りつく方にしか取りつきませんので心配しなくても大丈夫です。)

取り付け穴へのフィッティングは中央のナットを回すことでラテラルロッドの長さを変更しながらおこないます。


最後にブレーキキャリパー側にブレーキホースを取り付けます。

ブレーキフルード漏れ防止のパッキンは今回はアストロプロダクトものをAmazonで購入したものを使用しました。ディーラーなどで純正品を購入しても良いです。

純正品のサイズはおそらく外径 x 内径 x 厚み = 15mm x 10mm x 1.5mmで材質は非公表?ですが、アストロプロダクトの汎用品は16mm x 10mm x 1.5mmで材質は銅になります。外径が1mm(片側0.5mmずつ)大きくなるのは問題なさそうでしたので少々安かったのアストロプロダクト製を選択しました。10枚入りで598円なので1枚あたり60円程度で純正品より安価です。ただし、ブレーキホース交換に必要なのは4枚だけですので、1枚単位で購入できるディーラーで4枚だけ購入するのであればこちらの方が安いです。

ブレーキフルードを入れたり、エア抜きはリア側の交換が終わった後におこないますので、フロント側はここでいったん完了です。

タイヤを取り付けて、スタンドジャッキをはずして着地させましょう。

お疲れさまでした!


一息いれてリア側の交換に取り掛かりましょう!

リア側の交換はフロント側とほとんど同じですので、フロント側ができてしまえば心配ありません。

リア側はスタビライザーが無いこと、ブレーキホースの交換は1か所のみということ、一部取り付け方法が異なることくらいの違いです。リア側のほうが簡単です!


作業手順もフロント側と同じで進めましょう。

まずはジャッキアップ。

フロント側と同じようにデフを支点に上げていきます。

ジャッキアップはできるだけ上げておきましょう。

リアタイヤを外します。

フロント側もやっておくべきでしたが、、、、

万が一バランスが崩れてジャッキスタンドが外れてしまった時のため車体下にタイヤを入れておきます。


ラテラルロッドを取り外します。

フロントと同様17mmのボルトとナットですので、メガネレンチで取り外します。

取り付け用のボルトやナット、スプリングワッシャーは新しいラテラルロッドの取り付けに使用しますので、しっかり保管しておきましょう。


ブレーキホースを取り外します。

リアのブレーキホースは右側の1本だけになりますが、少しばかり作業するのには狭い空間です。

もう少し近づいてここです。

リア側もフロントと同じく取り付けは10mmの連結ボルトです。フレアナットを使いしっかり緩めます。

ホースの固定ピンは少し取り付はずしに苦労しそうです。

長いマイナスドライバーを使用しながらハンマーで優しくたたいて取り外しましょう。


車軸側のブレーキホースの取り外しです。

車軸側も10mmのフレアナットレンチで取り外しましょう。

こちらも固定ピンの取り外しが少々難しいですが、車体下側からロングマイナスドライバーでたたきながら取り外していきましょう。

フロント側と同じく、必ずフレアナットレンチでナットをを緩めた後に固定ピンを取りはずすという順番でお願いします。

フロント側と同じく最後にブレーキホースを取り付けても良いのですが、リア側はコイルスプリングやショックアブソーバーの交換の邪魔になりそうになかったのでこの時点でボディ側と車軸側すべての取り付けを完了させてしまいました。

ここでの取り付けも順番に注意です。

まずはブレーキ配管とブレーキホースを手で簡単に取り付け(締め付け)をおこなう。

固定ピンを取り付け。

フレアナットにて本締め。

という順番で新しいブレーキホースを取り付けていきましょう。


続いてはショックアブソーバーの取り外しです。ボディ側、車軸側共に17mmのボルトにて取り付けられています。

はじめはメガネレンチで一生懸命ボルトが緩まないかトライしていましたが、作業スペースの関係もあり力がなかなか入らず緩めることができませんでした。

そこで、⑱ロングスピンナーハンドルを使用することでテコの原理で簡単に緩めることができました。

ボディ側の取り外しはさらに力が入らない極小スペース。

こちらもロングスピンナーハンドルを使用して17mmボルトを緩めていきます。

取り付けに使用されていたボルトは再利用しますので保管。

ショックアブソーバーの取り外しが完了したら、コイルスプリングの取り外し。

ここでも車軸をしっかり落とすことでサクッと取り外していきましょう。

油圧ジャッキを下げてさらに車軸を落としたところで新しいコイルスプリングとショックアブソーバーへの交換です。フロントと同様にコイルスプリングを交換した後にショックアブソーバーの取り付けです。

リアのショックアブソーバーに関してはフロントに比べて少しばかりボルトの締め付けに気をつけてみてください。

ボディ側の取り付けをそのまま完了すると、車軸側の取付穴が左右方向にかなりずれてしまいます。

そのため、初めにボディ側のボルトを取り付けた際には最後まで締め付けることなく少し緩めた状態にし、車軸側のボルトがはまったところでボディと車軸それぞれを締め付けていきましょう。


その後リア側のラテラルロッドもフロント側同様に取り付けます。

ここまで完了したらタイヤを取り付け、ジャッキスタンドをとりはずしてようやくクルマとして着地することができました。


最後にブレーキフルードを補充して、エア抜きを行いクルマとして走れる状態になりました。ブレーキフルードのエア抜きに関しては以下の投稿を確認してください。

JB23 ジムニー/JM23 AZオフロードのブレーキラインのエア抜きを一人で行う手順!ブレーキフルードの交換も!画像多数で丁寧に解説!一人でも簡単にできる


やっと地上に着地したJM23Mですが、ラテラルロッドの役割でも書いたように、そのままの状態ではボディと車軸の左右方向の位置がズレているかと思います。ラテラルロッドの長さを調整していきましょう。


本当はきちんと計測するやり方などあるかと思いますが、私の場合はだいたいの見た目でやってしまいます。

ボディに対して左右のタイヤの位置が同じになるようにラテラルロッドを調整していくだけ。

左右のタイヤの位置を比べてみるとフロント側は左タイヤが出っ張り気味に、リア側は右タイヤが出っ張り気味になっているのがわかるかと思います。

ラテラルロッド中央のナットを回すことで長さを変更できますので、回しては左右のタイヤの出具合を見るということを繰り返しながら長さを調整していきます。

スパナを使用しても良いのですが、私の場合は幅を調整できるモンキーレンチにて調整を行いました。

左右のタイヤの位置が同じになったところで、両サイドのナットを外側に回していき回り止めにします。

この調整を前後それぞれ行って完了です。左右のタイヤ位置同じになりました!よね!?


これでやっとクルマとして走らせることができます。

が、走ってみるとまっすぐなのにハンドル位置が少し回転してしまっています。

これは、ハンドルの回転をタイヤの左右方向への力に変換する機構もラテラルロッドと同じようにボディ側と車軸側をステアリングロッドで連結することでおこなっているのですが、リフトアップすることでこの位置が変わってしまうためです。

ハンドルを少しきることで通常通り走ることはできますが、ラテラルロッドと同様に長さを調整してハンドルを正常の状態に戻しましょう。

ただし、ステアリングロッドの調整する場所はラテラルロッドの調整とちょっと異なります。

回り止めのナットはロッドの両サイドにあります。

おそらく私のJM23は登録年月日の2004年から一度もいじってないところなのでしょう。かなり大きな力を加えないと回り止めナットを緩めることができませんでした。

潤滑剤であるKURE 5-56などを吹き付けながら緩めることができました。

回り止めのナットを緩めることができたら、ステアリングロッド中央を回して調整します。


これにてリフトアップ完成!!

私はなんだかんだで5時間くらいかかってしまいました、、、、

本当に初めての人は2日くらい余裕を見ておいた方が良いかもしれません。


そして、リフトアップキット交換後のリフトアップ量の実測は!

フロント8.5cmリフトアップできていることを確認できました。リフトアップ前3イン≒7.6cmですので概ね記載通りのリフトアップ!

いい感じにリフトアップできました。

これにて無事リフトアップが完成!


くれぐれも安全第一で!

みなさまの質問やより良い作業手順などありましたら教えてください!

このページも随時アップデートしていきたいと思います。


それで良い生活を!!


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