メキシコのカンクンから4時間弱、コロラダスのピンクレイクに魅了された
ピンクレイクはカンクンから北西の方角。カンクンがあるキンタナロー州を越えて隣のユカタン州の北にあり、カンクンのセントロからクルマで4時間弱、距離にして300km弱のコロラダスという街にあります。
移動手段はローカルのバスやツアーも良いですが、時間の自由度や値段を考えたら断然レンタカーがお得です。カンクンでは日本の免許でもレンタカーを借りることができるのでおすすめです。
・メキシコのカンクン国際空港からホテルまでのおすすめの移動手段
今回は昨年に発生したハリケーンの影響でピンクレイクのピンク色がほとんど出ていないという事前情報の中向かいましたが、それでもピンク色なのをしっかりと見ることができましたのでその様子をお伝えしたいと思います。
グーグルマップでその美しいピンクは確認できる
そこがピンクだとはっきりわかるのはグーグルでナビ設定した時から。航空写真でご覧ください。
淡いかわいいピンク色なのがわかり、ワクワクしながら向かいます。
高速道路も使って4時間弱の移動
高速道路は片道300ペソ≒1,560円(1ペソ=5.2円換算)程度かかりますが、日本より全然安い300ペソですので時間短縮のためにももちろん利用しましょう。
メキシコの高速道路は日本のようにはっきり高速道路を出たとわかるインターチェンジのようなものがないのでいつもまにか下道にいる場合があります。街の中や人が沢山住んでいるいるようなところではトペが急に現れることがありますのでご注意ください。
ピンクレイクがあるコロラダス近くは湿原なのでしょうか。道路脇は湿地帯のように水びたしになっていきます。そして道路を走っていると大きな水たまりに道路が浸かってしまっていることも。私が行った時には10cmくらいは浸かっているところもありましたので、そんな場合はゆっくり少しづつ進みましょう。
みなさんご存じかと思いますがピンクレイクは塩田です。塩を製作している会社の持ち物です。
そのためピンクレイクに近づくにしたがって製造された塩の山々も現れてきます。
ここまで来たらピンクレイクはすぐそこです。ピンクレイクちょっと手前でツアー会社と思われる人達がいろいろ勧誘してきますが、スペイン語わからないし、とまらずにピンクレイクまで行ってしまいましょう。
ピンクレイクは確かにピンクだった
私たちが向かった時は昨年のハリケーンの影響でほとんどピンク色が出ていないと言われていたので、観光客もそんなに多くない状態。何台かはツアーと思われるバンがとまっていました。仕切られた駐車場も無くピンクレイクの周りに適当にとめただけ。
クルマを停めたらまずはピンクレイク手前にあるチケット売り場に行きましょう。売り場は小さな小屋です。
遠目で見るだけであればチケットは必要ないのですが、せっかくなので近くまで行けるチケットを購入。
メキシコ人(MEXICANA)と観光客(EXTRANJERA)で値段が違うようです。
私は、敷地内でピンクレイク見れる+展望台に登れる、というセットのチケットを購入しました。
通常写真のように250ペソ必要ですが、現在はコロナの影響と先のハリケーンの影響でピンク色があまりでていないということで、この日は半額で購入することができました。
またこのチケットにはスペイン語での現地ガイドも付いているのですが、わたしはスペイン語がわからないので、、、何言ってるかわからなかったのですが、おそらく塩ができるまでの説明をしていたと思います。
この塩田内への入場は時間制限があり1グループ(1ガイドのグループ)30分と決められています。ピンクレイク奥まで行って写真撮って帰ってくるまで30分ですから、想像以上にあっという間に時間がなくなります。がんばっていっぱい写真をとってください。ガイドが時間管理していますので、指示に従いましょう。
入場するとさっそくピンクレイクを見ることができるのですが、現地の人によるとお昼過ぎの構内奥の方からの撮影が太陽で逆光になることがなく一番良いとのこと。確かにピンクレイクをバックに誰かの記念撮影をしようとしたら絶好の場所です。
肉眼では写真よりもう少しピンク色に見えたのですが、やはりネットなどにあげられているようなクリアな濃いピンクは見ることができませんでした。今回は乳白色のピンクといったところでしょうか。それでも場所によっては太陽の光が反射してキラキラ輝くようなピンクを見ることができ、感動!
どちらにせよ、肉眼で見るとより綺麗ですので是非みなさんには直接みていただきたいと思います。
また、塩田はピンク色だけでなくバクテリアの種類や量によって何種類かの色が現れるのだそう。ピンクレイクのすぐ横にはブラウンレイクがあり、一緒に見ることができました。
ブラウンレイクはエメラルドグリーンのようで、これはこれでとてもきれい。
目下でのピンクレイクを見た後は展望台へ向かいます。ここでは塩田全体見渡すことができます。
手作り感満載な展望台で、ちょっと心配になりますが大丈夫。ここも20分の時間制限があります。
階段下や脇から下が見えるのでちょっと怖い。でも揺れることなどは全くなく、造りはしっかりしています。
展望台の上はこの時間ですと記念撮影にはちょっと不向き。人が影になってしまいます。
ですが、塩田全体の広大感やピンクレイクとブラウンレイクの違いなどをはっきり比較するには絶好の場所です。こうしてみると色の違いがはっきりしていますよね。
今回はクリアなピンクを見ることができませんでしたが、それでもピンクレイクを感じることができました。
みなさんもメキシコのカンクンに観光の際には是非ピンクレイクにおこしください!
それでは良いメキシコ生活を!!